携帯電話向けにコンテンツを配信する事業などを手がけているSUNという会社(株式会社SUN)が、セカンドライフを運にしているリンデンラボ社と提携をして、セカンドライフを携帯電話で楽しむことが出来る閲覧ソフトウエアを世界で発売開始するそうです。
ネットで検索をしてみると、こちら(セカンドライフ“Second Life(R)”の日本語版総合エンタテインメント型モール TokyoZERO番地 | セカンドライフ(R)携帯ビューア)で紹介されていました。携帯電話ではグラフィック性能も回線性能もパソコンに比べると大きく見劣りがするため、下記のような工夫がされているそうです。
PC と比較して、携帯電話のスペックは低く、またインターネット回線も高速とは言えません。
当社では、?3DCG およびセカンドライフ内でのユーザの活動処理をモバイル版専用のセカンドライフサーバクラスタで行い、地図データを地図サーバにて解析した上で、?解析結果をゲートウェイサーバに引渡し、?必要最低限の情報のみを携帯電話に引き渡すことで、低スペック低速インターネット回線の携帯電話でもセカンドライフを PC で楽しむことと同等の3DCGの描写と操作性を実現しました。
最近になって、セカンドライフの人気にかげりが出てきているのではないかというニュースもときどき見かけるようになってきましたが、この携帯電話でセカンドライフに参加できるようになったことを受けて、何か変化が発生するのでしょうか。今後の動向が気になります。
なお、ソフトウエアの操作性についてはパソコン版とほぼ同様、また携帯電話のパケット定額制にも対応しているとのことです。どうしても、このようなソフトウエアでは通信データ量が多くなってしまいますので、パケット定額制に加入して思う存分楽しめるようにした方が良いと思います。
このサービスは基本的には有償(月額315円)ですが、セカンドライフ内で特定の地域にしか行くことができなくかつ一部機能も制限されている無償版も提供されています。まずは無償版でその感覚を確認した上で、気に入ったら有償版に移行するという使い方ができます。
また、現時点ではNTTドコモのi-modeにしか対応していませんが、年内にはソフトバンク携帯にも対応できるように作業を進めています。
コメント