銀座と渋谷のAppleストアーでもMacBook Airを展示開始

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MacBook Air

 2008年1月16日にサンフランシスコで開催されたMacworld Conference & Expo 2008(以下、Macworld 2008)で発表されたMacBook Airが注目されています。キャッチコピーは、「世界最薄のノートブック(The world’s thinnest notebook)」です。AppleのCEOであったスティーブ・ジョブズが、書類用の封筒からMacBook Airを取り出すという演出が非常に印象的でした。

MacBoocAir テレビCM 「日本」
Apple社「MacBoocAir」のテレビCMです。薄いですね。

 アップルは銀座と渋谷のアップルストアーで2月1日からMacBook Airの展示が開始されました。また、秋葉原やその他の地域のアップル製品を取り扱う量販店などでも既に実機の展示が始まっているようです。ネットで実際に実機を見た人の感想が出ていますが総じて評判は良さそうです。

 MacBook Airは本体のサイズが325×227×4~19.4mmで世界で一番薄いノートパソコンと言われています。また、重さは1.36kgということで、そんなに軽いわけではないですが、モバイル用途には十分な軽さでしょう。

 アメリカでは1月15日のMacworld Expoで展示されたようですが、日本での展示はこれが初めてになるようです。また日本での出荷についてはあと2から3週間以内に開始されるようです。

 MacBook Airのディスプレイは13.3インチというワイドスクリーンです。解像度は1,280 ×800ピクセルと少し大きめの解像度になっている点は特筆できます。

 記憶装置としては2GBのRAMが標準で搭載されています。あとからユーザーがRAMを増設することはできないようですが、現時点で2GBのメモリーが内蔵されていれば、まずは大丈夫でしょう。

 また、ハードディスクについては80GBの製品が搭載されています。同じappleのiPod Classicで160GBのハードディスクが製品が搭載されていることから考えると、ちょっと小さいかなという印象もありますが、モバイルノートパソコンという用途から考えると80GBもあれば十分でしょう。

 また、CPUについては1.6GHzまたは1.8GHzの Intel Core 2 Duoプロセッサが搭載されています。十分なパフォーマンスが期待できると思われます。このチップについてはMacBook Airのボディにうまく収まるようにINTELで特別に設計されたものだそうです。

 このマシンにはLAN環境としては無線LANが搭載されていますが、有線LANの接続端子については省略されています。既に家庭内でも無線LANを設置している家庭が増えてきていますので、有線LANの端子を省略するという割り切りは確かに良いアイディアだと思います。

 USB端子については1つだけになります。もう少しUSB機器を接続したいときには小型のUSBハブを一緒に持ち歩けば問題はないでしょう。

 バッテリーによる駆動時間は5時間です。バッテリーの交換は利用者はできません。従って、ほかのモバイルパソコンのように予備のバッテリーを一緒に持ち歩いて、バッテリーが無くなってきたら交換するという使い方はできません。5時間という持続時間はそれほど短いわけではありませんが、丸一日使い続けるにはちょっと不安が残る持続時間ではあります。

 少し厳しいのは値段でしょうか。22万9800円になります。用途としてはサブ機として使用する形になりそうですが、値段的にはメイン機を大きく超える値段になります。このデザインから考えれば決して高くは無いとも考えられますが、やはりちょっと気になる価格です。

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