大企業の約8割は2チャンネルに社内パソコンからアクセス制限

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 1000人を超える社員がいる企業のうち約8割の会社では2チャンネルへのアクセス制限を実施しているそうです。

 ★大企業の約8割、2ちゃんねるにアクセス制限 – ITmedia エンタープライズ

 私が働いている職場では2チャンネルのアクセス規制は行われていないようです。2チャンネルにアクセスするつもりはなくても、何かのキーワードで検索をしているときに、検索結果の中で何か関係していそうなものを開いていく過程で、2チャンネルが開いてしまうことがあります。

 しかし、会社で2チャンネルを見るのは、悪いことをしているわけでもないのに、何だか罪悪感を感じてしまうので、すぐにそのページは閉じてしまいます。本当は2チャンネルにも有効な情報はたくさんあるのだと思うのですが、少し残念な気がします。

 逆に自宅では2チャンネルをよく利用します。iPodを購入する際に、何を買うかを考える際にも随分、2チャンネルにはお世話になりました。板、スレッドという形でジャンルを絞っていくと、簡単に自分が欲しい情報を探すことができます。この中からじっくりと読んでいくと、本音ベースでその商品がどうなのかがよく判ってきます。

 インターネットが普及する前には、パソコン通信のフォーラムが同じ役目を担っていました。当時のパソコン通信は有料であったり、各フォーラムを管理するSYSOPという立場の人がいて、かなり良好な状態で発言が管理されていたので、2チャンネルのように荒れるようなことも無くて、当時はフォーラムが非常に良い情報源になっていました。今で言うと、価格.comの掲示板が性格的には近いのかもしれません。

 このパソコン通信が無かった時点では、知人などからのクチコミ情報がもっとも参考になる情報でしたが、これも情報量としては圧倒的に少なかったので、雑誌の提灯記事などを参考にせざるを得ないことが多かったと思います。その点、現在はネットから数多くの情報が簡単に入手できるようになったので本当に便利になったと思います。

【2024年8月3日追記】

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現在の社外へのアクセスはよりシビアに

 最近はサイトにマルウェアが仕込まれている可能性があり、仮にそのマルウェアのあるサイトにアクセスしてしまい、運悪く、ウイルス対策ソフトでも検知することが出来なかった場合、その会社が標的型攻撃の餌食になってしまうかもしれません。

 そこで、各社では性悪説的に社外へのアクセスを遮断している場合が多くなってきています。会社によってはブラックリストで弾いているのではなく、ホワイトリストでアクセス可能なところだけ許しているという場合もあります。

 犯罪が巧妙になっているので、セキュリティソリューションの劇的な進化がない限りは社外へのインターネットアクセスについては不便な状況が続くのではないかと思います。

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