通勤経路がJRにとじていることもあって、Suica定期券を使用しているのですが、なんだかチャージ金額がどんどん少なくなっていきます。何で、チャージ金額が少なくなっていくのか、定期券の券面をじっくりと観察していると、有効期限が切れてから1週間もたっていました。とすると、この1週間はチャージされた金額を切り崩しながら通勤していたことになります。ちょっと、もったいないことをしてしまいました。
以前の磁気式の定期券であれば、有効期限が切れれば必ず改札口ではねつけられるので、入場することができません。従って、必ず有効期限切れには気が付くことになりますが、Suica定期券だと有効期限が切れても、お金がチャージされている限りは普通に改札口を通過できてしまうので、今回のようなことが発生してしまいます。
Suica定期券でも有効期限切れが近づいてくると、自動改札機の液晶画面に有効期限切れを知らせてくれる表示が出てくるのですが、今回は全くこの表示に気が付きませんでした。だいたい、通勤経路で自動改札口を普通に通過できた時は、この液晶画面自体を見ることはほとんど無いので、ここで注意画面が出ても気が付かなくて仕方がないような気がします。
もう一つの問題として、今まで使っていたSuica定期券は券面の印字が非常に薄かったため、よほど注意してみないと、有効期限が読み取れませんでした。これも発見が遅れてしまった原因の一つです。
あの自動改札機の液晶画面で注意を促すだけでは気が付きにくいので、音声メッセージで「まもなく、定期券の有効期限が切れます」とアナウンスする(ちょっと恥ずかしいか?)か、通勤経路内で有効期限を越えて初めて使った日には、一旦、自動改札機を遮断して通れないようにして注意を喚起するか、何らかの対策を考えてほしいところです。
他にも同じ問題で引っかかってしまった人がいるのではないかと思い、検索してみました。やはり、同様の事象に悩まされた人は多いようです。
☆ご用心!「Suica定期券」の有効期限切れ時、気がつかないとチャージがなくなるまで定期区間の料金引き落としが続きます
この記事を読んで驚きました。JRでは既にこの問題に対する対策をとっているということです。
<Suicaの付加機能について> ※JR東日本ホームページより抜粋引用
定期券の有効期間やチャージ残額についてのアラームとして、お客さまのご希望により以下の機能を設定することもできます。ご希望の場合は、駅改札係員にお申しつけください。
■定期券の有効期間終了とともに自動精算機能を停止し、定期券の期限切れ忘れを防止する機能
■定期券の有効期間が14日以内になると、改札機での処理音を変える機能
通れなくする、音で知らせるというのは何だか同じ発想だなと妙に感心しました。でも、こんな機能をSuica定期券に付与できるなんてことを知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。私も、今回ネット検索をするまでは全く知りませんでした。定期券発行窓口にパンフレットを置いておくとか何らかの宣伝をしてほしいところです。
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