ムーバス(三鷹・吉祥寺循環)に乗った

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武蔵野市は吉祥寺駅の北口、三鷹駅の北口、そして武蔵境駅近辺を中心にしてムーバスというバスを走らせています。1995年の11月から運転しています。

従来から、武蔵野市や三鷹市にはバスの路線が多数あったのですが、どちらかというと、JRの駅と田無などの西武新宿線の各駅、そして京王線の調布などの各駅とを結ぶ、南北方向に大通りを走るバスがほとんどで、小さい道が縦横無尽に走っている駅の周辺については公共交通機関の空白地帯になっていました。

この空白地帯を解消するためにうまれたのがムーバスです。現在は下記の6路線が運行されています。ほとんどが、路線は一周するようなルートが設定されていて、一定方向に循環するような形で路線が設定されていますが、境・東小金井線については決められた路線を往復するような形で路線が設定されています。

* 吉祥寺東循環(1号路線)
* 吉祥寺北西循環(2号路線)
* 境南 東循環(3号路線)
* 境南 西循環(3号路線)
* 三鷹駅北西循環(4号路線)
* 境西循環(5号路線)
* 三鷹・吉祥寺循環(6号路線)
* 境・三鷹循環(7号路線)
* 境・東小金井線(5号路線)


ムーバスの公式サイトには下記のように特徴が書かれています。

■ ムーバス車両は大型路線バスが入れない住宅街の6m未満の狭い道を走行するため、全幅約2m、全長約7m、全高約3m、乗車定員約30名(マイクロバスのサイズ)の日野自動車製 「リエッセ」及び「ポンチョ」 という小型ディーゼルバスを使用しています。低公害化に重点を置き、国の規制に上乗せする形で排気ガス浄化装置を装着しています。
■ 料金は、大人・子どもとも一律100円(未就学児は無料)で、分かりやすくシンプルな料金体系としました。ワンコインで手軽に乗車することができます。ムーバス専用回数券(11枚つづり1000円)をムーバス車内などで販売しています。ムーバス専用回数券は、ムーバス全路線で共通使用できます。シルバーパス、スイカ、パスモ、バス共通カード、定期券は使用できません。
■ バス停は、高齢者の歩行距離を考慮して200メートル間隔を基本として設置しバス停標識は覚えやすいように、バス停名だけではなく、1か所ごとに異なった色と大きな数字で分かりやすくしました。
■ バスの乗降口には地上高15cmの電動補助ステップを装備し楽に乗り降りできるようにしました。ノンステップバスは、これまでに4台導入しておりますが、今後も車両更新時には導入を図ります。
■ バス車内に、コミュニティボード(伝言版)を設置し、地域の情報交換の場として使えるようにしました。また、急な雨の時に使える貸出用傘を用意しております。

今回は三鷹駅から吉祥寺駅まで移動する必要があったので、三鷹・吉祥寺循環に乗ってみました。この路線はムーバスの中でも比較的最近開通した路線です。

JR中央線で移動しても1駅で、こちらを使った方がよっぽど早いはずなのですが、JRを使っても最低運賃は120円なので、ムーバスで移動した方が安いことになります。

バスの乗り場は三鷹駅の北口、松屋本社ビルの向こう側にありました。バスは毎時00分、20分、40分の20分おきに発車するようになっているようで、ダイヤがパターン化されていて、判りやすいのが特徴です。

日曜日の昼頃にバスに乗車してみたのですが、お客さんがパラパラと座っていて、座席はシルバーシートをのぞくとほとんどあいていませんでした。車両はかなりの小型車両ですが、天井が高いためか、そんなに窮屈な感じはありません。

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バスは三鷹駅の北口から線路沿いに平沼園の方へ走っていき、中央線下のガードを通って、玉川上水の上を渡る「むらさき橋」の手前まで行きます。ここを左に曲がって、このまま万助橋まで行くのかと思えば、すぐに左手へ再度曲がってしまい、武蔵野税務署の方向へ走っていきました。ここは道が狭いので、今まではバスが走っていなかった地域です。

また、中央線の高架下をくぐるガードが見えてきたところで、バスは右手に折れて、井の頭自然文化園の北側を走ります。そのまままっすぐに行き、吉祥寺通りに出て吉祥寺駅に行くというルートでした。三鷹駅から吉祥寺駅までは中央線に沿って真っ直ぐに行くことができる道が無いので、かなり変則的なルートになっているような印象を受けました。途中のバス停からバスに乗ってくるお客さんはほとんどいませんでいた。三鷹駅の北口から吉祥寺駅の北口まで15分程度で着いたのではないかと思います。

【参考記事】
★つれづれなるままに。半人前な剣士の居合道日記:ムーバス新路線開通 – livedoor Blog(ブログ)
★八ミツれもん:三鷹自転車区: ムーバス新路線に乗ってみた

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