京王井の頭線「富士見ヶ丘検車区」の一般公開

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井の頭線-吉祥寺駅

渋谷と吉祥寺を結ぶ井の頭線の電車の車庫、富士見ヶ丘検車区が今日は一般公開されていました。先週、井の頭線に乗っているときに、たまたま車掌さんが車内アナウンスで今日の一般公開のことを紹介していたので、そのまま携帯電話で予定に追加していたので、思い出すことができました。

久我山駅と富士見ヶ丘駅の間に検車区はあります。久我山駅から神田川沿いに富士見ヶ丘駅方向に歩いていくと、10分ほどで検車区の入り口になります。今日は関東ではちょうど桜の花が見頃です。井の頭公園も凄いことになっていましたが、この神田川沿いも非常に桜が綺麗でした。

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このような車両基地の一般公開は事前に申し込みが必要なものもありますが、この富士見ヶ丘検車区の公開は予約無しで直接行っても大丈夫です。富士見ヶ丘検車区近辺に住んでいる人には新聞の折り込みチラシで案内があったようです。このチラシに付いていた申し込み用紙に記入して持ってきている方もいましたが、何も持っていなくても、申込用紙をくれたので、そこに記入して入場することができました。


入ったところは少し広いスペースになっています。

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ここでは、ペーパークラフトを組み立てることができるコーナー、写真の撮影コーナーやプラレールで遊ぶことができるコーナーなどがあります。

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このスペースに沿うように井の頭線の車両がとまっていて、休憩用のスペースとして使うことができるようになっています。また、先頭車両の運転室も公開されていました。

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また、ほかの車両には井の頭線の昔の写真やATS、ATCの説明、電気設備の説明などがありました。

車庫の中でも展示が行われています。手前のコーナーでは井の頭線の車両がつり上げられているところを展示していました。台車は取り外されています。

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車庫の横では、線路の上も道路でも走ることが出来るトラックに試乗できるコーナーがありました。

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幸い、洗車体験(先着300名で、井の頭線の車両を洗車するときに、その車両に乗りながら体験することができる?)をやっている時間だったこともあってか、トラックの試乗コーナーは非常にすいています。3組くらいのお客さんが前に並んでいるだけだったので、すぐに乗ることができました。

車内はふつうのトラックと同じような雰囲気でシートも広めです。レールを走っているときの乗り心地はあんまり良くありませんでした。何だかガタガタとします。なかなか乗ることができるものではないので、おもしろい体験ができました。

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車庫の中を見ていると、車両のほかに色々なものが転がっています。交換用の色々な部品が棚に整理されて置かれていたりもします。たとえば、電車の中のシートが無造作に積み上げられているところもありました。

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また、車両を下から見上げるようにしてメンテナンスすることができるコーナーにも入ることができました。

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あまり、このイベントは派手に宣伝されていないせいか、ネット上にもあまり情報はありませんし、あまり混んでもいないので、ゆっくりと見学をすることが出来ました。機会があれば、また来年も来てみたいと思います。

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