HD-DVD陣営が解散

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東芝

 次世代DVD規格としてブルーレイディスクとHD-DVDが激しく競ってきましたが、今年の2月19日に東芝が事業終息を発表したことを受けて、実質的にブルーレイディスク一本に絞られることになりました。これを受けて、次世代DVDの規格争いそのものについても、既に幕を閉じた形になります。

 そして、土曜日の日経新聞の記事を見ていると、日本国内におけるHD-DVDの推進団体であった「HD―DVDプロモーショングループ」が3月28日に解散したそうです。この団体は東芝、メモリーテック、日本電気、三洋電機が幹事会員で、ほかに一般会員、準会員をあわせて139社で構成されていました。ほかには北米にマイクロソフトが主導する姉妹団体の「北米HD―DVDプロモーショナルグループ」が解散に向けて調整を進めているそうです。

 この二団体が解散することでHD-DVDに関する実質的な活動は全て終了という形になるのでしょう。

 私は東芝の事業終息の発表を受けてから、マイクロソフトのHD-DVDプレーヤーを購入しました。本来はXBOX360用なのですが、USB端子で接続するタイプのため、VISTAをインストールしているパソコンではそのまま認識することができました。まだ、HD-DVDを再生することができるソフトを持っていないので、まだHD-DVDソフトを再生することはできていませんが、今は普通の外付け型DVDプレーヤーとして活躍してくれています。

コメント

  1. 臨機応変? より:

    東芝が個人向けのノートパソコン全機種にHD-DVDを搭載

     日経のIT-PLUSを読んでいると、東芝のノートパソコン全機種にHD-DVDドライブを搭載するという記事がありました。この夏以降に発売される量販型のダイ…