スゴ録で録画された番組をチェックしていると「ラブジェネレーション」というドラマが数話分録画されていました。WEBで調べてみると、Wikipediaに詳しい説明がありました。
このドラマは1997年の10月から12月までフジテレビの月曜9時のドラマ枠で放送された作品です。今から10年以上前のドラマということになります。当時平均視聴率が30%以上だったというので、かなり期待できます。この頃は仕事も忙しかったので、連続ドラマは全くと言っていいほど見ていませんでした。今回見るのが初めてになります。
ストーリー
まず最初の第一話から見始めました。木村拓哉が演じる片桐哲平と松たか子が演じる上杉理子が出会うところから物語は始まります。
木村拓哉も松たか子もとても若く、10年の歳月を感じさせます。渋谷の駅で哲平は山手線の終電に乗り遅れてしまい、知り合いの家に泊まろうと携帯電話で交渉しますがうまくいきません。そこに、男と一緒に車に乗っていて、駅の近くで無理矢理に車から引きずりおろされた理子が現れます。哲平は理子に「もう終電は行ってしまったこと」を告げて、道ばたで一緒にタバコを吸い始めます。
哲平は理子にカラオケに行こうと誘い、二人はそのままホテルでカラオケへ。そして、理子はPUFFYの「渚にまつわるエトセトラ」を歌い始めます。哲平がシャワーを浴びている間に理子はベットでいびきをかいて熟睡、マイクを口元に持っていくと、いびきがそのまま拡声されて哲平は興ざめしてしまいます。そのまま哲平も寝込んでしまい、何もないままそのまま朝に、チェックアウトを告げる電話で哲平が起きたときには理子はもうそこにはいませんでした。
哲平は急いで会社に向かいます。哲平は広告代理店に勤めています。そのままCMの撮影現場に駆け込みますが、部長から電話がかかってきて会社に読み戻されます。そこで、営業一課への辞令発令、「そういう自信過剰なところを営業に行ってたたき直してこい」という指示です。
哲平は嫌がりますが、そのまま押し通されてしまい、営業の部屋へと向かいます。ここで、理子と再会してしまいます。哲平が「どっかで会ったことなかったっけ?」と理子に話しかけると、にこやかに「初めまして」と言葉を返します。
このように最悪なシチュエーションで二人は出会うところから物語は始まります。ドラマ初回の導入としては、とても成功しているのではないでしょうか。目が離せませんでした。
主題歌は大滝詠一
そして、ドラマの最初に流れるテーマ曲は大瀧詠一の曲でした。「幸せな結末」です。
大瀧詠一の14枚目のシングルにあたるそうです。1985年以来、大瀧詠一はシングルを出していなかったのですが、この幸せな結末で12年ぶりにシングルを発売しました。この曲自体は聞き覚えのある曲です。オリコンでは最高で2位まで上り詰めたようなので、当時はかなりヒットしたのでしょう。大滝栄一らしいスローテンポな曲でなかなか情感がある良い曲です。
第二話以降、どんな形でストーリーが展開するのか、とても楽しみになってきました。二話以降も順番に見ていこうと思います。
やがてHEROへ
この木村拓哉と松たか子の組み合わせ、どこかで見た組み合わせかな?と考えていると、ドラマや映画で大ヒットしたHEROの組み合わせだと気が付きました。木村拓哉は検事、そして松たか子は事務官を演じています。木村拓哉は自分に任された事件は実際に現場に行ったり聞き込みをしたりしてその事件の真実を深掘りしていきます。最初は松たか子演じる事務官はそんな検事の姿に呆れていましたが、やがてその姿に引き込まれていきます。
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