京王線は5月18日に一部区間を運休します

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京王線

京王線の国領駅付近で発見された不発弾を処理することに伴い、半径500メートル以内が警戒区域に指定され立ち入り禁止となるため、2008年5月18日(日曜日)の爆弾処理をしている作業時間中(朝9時30分から15時頃の規制解除まで)は京王線が区間運休になるそうです。雨天であっても不発弾処理は決行されます。

戦後、これだけの年月が経っているのに、まだこんなところに不発弾が眠っているということを聞くと背筋が寒くなってきます。何かの建設工事をしているときにでも不発弾が見つかったのでしょうか。調べてみると、調布市のサイトでその発見の経緯もわかりました。近隣の方の証言や文献を元に,京王線立体化事業の事前調査における磁気探査で発見したそうです。地域の安全のために重要な発見だったと思います。

不発弾は長さ180センチもある米国製1トン爆弾で、昭和20年4月7日に撃墜されたB29爆撃機のものと推定されています。

京王電鉄の公式サイトによれば、不発弾処理に伴う運休区間は、京王線のつつじヶ丘駅から調布駅の間になります。これに伴い、京王線は新宿とつつじヶ丘の間、そして調布と京王八王子の間で折り返し運転になります。(避難開始に伴い8:00頃から国領駅、布田駅では下車できなくなります(乗車は可能です))

また、同様に相模原線は調布駅と橋本駅の間で折り返し運転、高尾線は北野駅と高尾山口駅間の折り返し運転です。折り返し運転はすべて列車種別は各駅停車のみで約10分間隔での特別ダイヤで運転になります。

なお、都営地下鉄と直通運転をしている京王新線(新線新宿駅から笹塚駅まで)は通常ダイヤで運転されます。都営線に影響が出てしまうことを防ぐための措置でしょう。

当日は付近の鉄道への振り替え輸送が実施されます。相当の遠回りになってしまう場合も出てきそうなので、5月18日に出かける場合には、相当、時間にゆとりをもっておいた方が良さそうです。また、付近の道路が相当に混雑することが予想されるため、バスによる代行運転は予定されていません。

さらに、5月18日に飛田給にある味の素スタジアムでのJリーグの試合も場所の変更などについて検討が行われているようです。もしかすると、苦労して振り替え輸送で現地に着いても、イベントが無いかもしれません。5月18日の京王線沿線で予定されているイベントへ出かける場合も注意した方が良さそうです。

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