目黒にある東京都庭園美術館を見学

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そろそろ「ぐるっとパス2008」の有効期限が切れてしまいます。有効期限が切れる前に、スタンプ欄を埋めておきたかったので、まだ行っていなかった、「目黒・港エリア」に行ってみました。ここでスタンプをもらうことが出来ればスタンプ欄はすべて制覇したことになります。

(スタンプ欄は、「上野エリア」、「東京・皇居周辺エリア」、「目黒・港エリア」、「世田谷・新宿・池袋エリア」、「両国・深川エリア」、「臨海エリア」、「多摩エリア」、フリー欄が3つ、の計10個のスタンプを押す欄があります。つまり、7エリアすべてを1カ所ずつ回ってさらにどこでも良いので3館を回ってスタンプを貰う必要があります。スタンプが全部集まると、抽選でミュージアムグッズが貰えるのだそうです)

目黒・港エリアでどこに行くか悩んでいたのですが、結局は東京都庭園美術館に行くことにしました。 東京都庭園美術館は 朝香宮邸として1933年(昭和8年) に建てられた建物と庭園を美術館として公開したものです。

戦後の一時期は外務大臣・首相公邸や国の迎賓館などとしても使われてきた時期があったそうですが、建設から半世紀たった1983年(昭和58年)の10月 1日に美術館として公開されることとなりました。

大通りに面した入り口には守衛さんが立っていて、受付もありますが、ぐるっとパスを守衛さんに見せると、そのままお入りくださいと言われます。

080524_110639.JPG そして、建物の方に向けて歩いていくと、立派な建物が見えてきました。

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近くから見ると、こんな感じの建物です。

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美術館の中では「オールドノリタケと懐かしの洋食器」展を実施していました。これは、「日本の洋食器の変遷を文化史的な視点から捉えて収集してきた守屋知子氏のコレクションを中心に200点余りの作品により、明治から昭和戦前期までのわが国における洋食器文化の定着と発展の軌跡を展観する」という主旨で実施されているものです。

洋食器に興味があるわけではないものの、綺麗な食器をじっくり見てきました。館内はかなり混んでいて、皆さんが展示物を熱心に見ています。「ノリタケ」ということそのものが何かもよく判らなかったのですが、家に帰ってから調べてみると、こちら「ノリタケの歴史とオールドノリタケ」の解説がわかりやすかったです。

主要な部屋の内装デザインはフランス人芸術家のアンリ・ラバンが行いました。設計は宮内省内匠寮工務課が手掛けて日本の職人技も随所に見ることができます。

建物の中の各部屋はショーウインドウが設置されていて、丁寧に洋食器が並べられています。各部屋がどんな用途に使われていたのかという説明もあります。また、こちら(フロアーガイド|東京都庭園美術館)にはフロアーガイドもあります。

建物の2階から庭園を見ると、下の写真のような形で見ることができます。

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庭園から建物を見ると下の写真のような形になります。

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なんだか、別世界の中へ迷い込んだような雰囲気の場所でした。

コメント

  1. 臨機応変? より:

    「東京・ミュージアム ぐるっとパス2008」はお得です

     「東京・ミュージアム ぐるっとパス2008」をご存じでしょうか。4月1日から発売されるチケットで、これ1枚で、都内61カ所の美術館、博物館、動物園、水族…