普段からWindowsに標準で準備されているインターネットエクスプローラーは使用せずに、フリーソフトのFirefoxを使用しています。自分好みで必要なアドオンを組み合わせてカスタマイズしたりするためには、Firefoxの方がアドオンの種類が多い分だけ向いていますし、また動作が軽いので、ブラウジングするときの快適性でもIEよりも数段上だと思います。
今まではFirefox2を使用してきました。この傍らでは、Firefox3が次々にベータバージョンとしてリリースされていましたが、私が使用しているアドオンの中にはFirefox3に対応していないものもあったため、今までアップデートは見合わせてきました。
しかし、2008年6月4日になり、Firefox3のRC2(リリース候補版バージョン2)が公開されたということで、アップデートをしてみることにしました。こちら(| ^^ |秒刊SUNDAY | ブラウザを今すぐFirefox3にすべき理由)のページを読んでいたら、今すぐにでもアップデートしなければいけないという気持ちになったこともあります。正式リリース版も6月中旬には公開される予定になっています。
公式サイト(Mozilla Japan – Firefox 3 Release Candidate 2 リリースノート)によれば、過去33ヶ月にもわたり開発が進められたレンダリングエンジンである、Gecko 1.9がFirefox3では採用されています。このGecko 1.9 には 14,000 件以上の更新が行われていて、パフォーマンス、安定性、レンダリングの正確性、コードの簡略化といった面で大幅にグレードアップしています。
RC版のダウンロードについては、こちら(次世代ブラウザ Firefox – Firefox 3 Release Candidate ダウンロード)のページからできます。私の場合はWindows版をダウンロードして起動するだけで簡単にインストールができました。
インストールして起動してみると、見た目の部分ではアイコン類のデザインが変わったことが判ります。また、「よく見るページ」というリンクも出来ていました。ここをクリックすると確かによく見に行くサイトが10個一覧表示されました。これは便利です。
使い勝手面では普通に使っている限りは、あまりFirefox2と比較して変わったと感じる局面は少ないのですが、たとえばGmailにアクセスしたときの応答速度などは確実に良くなっています。Javaの実行エンジンが最適化されてスピードが速くなったためでしょうか。
心配していたアドオンについても、一部でまだFirefox3に未対応なものがあったものの最低限必要なものは無事に動作しています。今後はこのFirefox3が手放せなくなりそうです。
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