ムーバス境・三鷹循環線に乗った

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 府中の郷土の森博物館から交通遊園、そして東京競馬場と巡ったあとに、是政駅に戻り、西武多摩川線に乗って武蔵境駅まで戻ってきました。武蔵境駅では餃子の満州でお腹を満たしたと、三鷹駅まで移動する必要がありました。

 武蔵境駅から三鷹駅に移動するのはふつうに考えればJR中央線に乗れば良いことですが、これでは普通すぎてつまらないので、ムーバスの境・三鷹循環という路線に乗ってみることにしました。昨年の3月31日にスタートした路線のようなので、まだ出来てから1年余りというところです。

 武蔵境駅でバス停はどこにあるのか?と色々と探してみると、どうも北口駅前のバスターミナルにはムーバスのバス停は無いようです。バスターミナルから見て東小金井駅方面を見てみると、ムーバスが走っているのを見えたため、そちらに行ってみると、ロータリーがあってそこにムーバスのバス停がありました。武蔵境から東小金井方面に行くムーバスのバス停と、三鷹方面に行くムーバスのバス停がロータリーを挟むようにして立っています。

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 武蔵境駅を出発するのは毎時00分と30分の1時間2本の構成で覚えやすいダイヤです。バス停に人は並んでいませんでしたが、あと、10分弱で次のバスが来るようでしたので、そのままバス停でバスを待ちました。すると、発車5分前にはバスが到着しました。ムーバスの中は下の写真のような感じで、かなり狭いです。

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 家にかえってから調べてみると、日野ポンチョという車両だそうです。このポンチョという名前、ポンと乗ってチョコっと行くというニュアンスからポンチョという名前にしたということで、あくまでもコミュニティバスをターゲットにしたバスだそうです。

 また、ムーバスは路線によって運行をしているバス会社が違うのですが、こちらの境・三鷹循環については小田急バスが担当しています。ムーバスを立ち上げる際には、あまり小田急バスは乗り気ではなかったと、いくつかのホームページで触れられていますので、この路線から本格的に参入したことになります。また、このバスは三鷹市も通行するため、三鷹市との調印も行われたそうです。

 三鷹市の公式サイトには下記のとおり紹介されています。

 三鷹市と武蔵野市は、JR三鷹駅北口と武蔵境駅北口を循環するコミュニティバスの共同運行を開始します。今回の運行開始は、この地域にバス交通を通してほしいという、地域のみなさんからの強い要望を受け、両市が共同運行に向けた協議を重ねた結果として実現したものです。 このコミュニティバスは、三鷹市の上連雀一丁目を通り、武蔵野市境一丁目、三丁目から武蔵境駅北口に至る一周4.7kmのルート上に、バス停を約200メートル間隔、23カ所設置し、一周約25分で走行するルートです。三鷹市のコミュニティバスとしては、隣接市との初めての共同運行で、武蔵野市にとっても、鉄道駅を結ぶ循環ルートとしては、初めての路線になります。式典終了後は武蔵境駅までの試乗車を運行いたしますので、ぜひご利用ください。

 時間になっても私たち以外には1組のお客さんが乗っただけの状態でバスは発車しました。武蔵堺駅北口のバス乗り場付近を東に走り、五宿踏切横の交差点を北へ向かいます。境一交差点を右方向に曲がり、一路三鷹を向かうと思いきや、堀合遊歩道のバス停を過ぎたあたりで細い道を右折、そして中央線の横に出てきました。太宰治もよく行ったという跨線橋(三鷹駅近くの跨線橋に行った)の横を通り、三鷹駅へと向かっていきました。確かにこの近辺は今までバスが走っていなかったので、ムーバスが走ったことによって便利になったのではないでしょうか。バスの方は途中で3組のお客さんが乗ってきて、みんな三鷹駅北口でバスを降りました。

【参考記事】

 ★八ミツれもん:三鷹自転車区: ムーバス 境・三鷹循環に乗る
 ★ムーバス、境地区も運行決定-交通空白地区ゼロに – 吉祥寺経済新聞

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