6月9日は夕方から凄い雨が降って雷鳴もとどろいていました。そんな雨が少し小降りになった頃に、「そろそろ帰ろうかな?」と思っていたところ、会社ですれ違った人から、「どうも中央線と総武・中央線各駅停車はとまっているらしい」という話しを聞きました。
中央線が運転中止
これはまずいと思い、インターネットで交通情報を見てみると、確かに中央線の快速と中央線各駅停車は運転を見合わせているようです。9日の午後6時49分頃に落雷があったとのことでした。雷が三鷹駅構内に落ちたことで、信号トラブルが発生したということだったので、長期戦になることも覚悟して、夕ご飯を食べに行ってしまいました。
夕ご飯から帰って、またインターネットを確認してみると、今度は各駅停車は中野駅と三鷹駅の間で運転見合わせ、中央快速線は約3割の運転という表示に変わっています。3割ということは、ほとんど運転されていません。かなり電車の中は混雑していることが想像されます。
迂回か
山手線で渋谷駅に出てから、京王井の頭線に乗って吉祥寺駅まで行き、そこでどうするか考えてみようと思い、山手線の駅に向かって歩きました。そして、途中で携帯電話をつかって電車の運転情報を見てみると、中央線の運転本数が約8割という表示に変わっています。これならば、何とか中央線で帰ることが出来るかな?と考えが変わったので、今度は中央線各駅停車しか止まらない駅に向かいます。
すると、中央線各駅停車の電車が「中野行き」の表示のまま止まっています。中野駅までの各駅に電車が止まっているので、前を走る電車が発車するのを待ってから発車するのだそうです。そうこうしているうちに、隣の中央快速線の電車は何台もが抜かしていくので、少々イライラします。徐々に一駅一駅進んでいくうちに、目の前の席があいたので、そのまま座って、長期戦に備えました。
中野駅
そうこうしているうちに、やっと中野駅に到着です。車内放送では「各社線に振り替え輸送を実施しています」と言っていましたが、中野駅まで来てしまったら他社線がありません。仕方がないので、1番線から6番線の中央快速線下りのホームに行ってみると、かなりの人がホーム上ではならんでいました。これは、何台か列車を待たなければ駄目かなとも思ったのですが、幸い、すぐに来た電車は空いていて、ホーム上の人は何とか乗り切ることができました。
電車はごくごく普通に高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪という形で各駅に止まっていき、何とか目的の駅まで着くことが出来ました。
中央線は何かと電車が止まることが多いのですが、もう少し何とかならないものでしょうか。
【2021年3月16日追記】
武蔵小金井付近での落雷で3時間運休
中央線の快速電車が3月13日の午後2時ごろに落雷とみられる信号装置の故障の影響で午後5時過ぎまで電車が運休しました。
JR東日本は中央線各駅のホームドア設置も遅れていて死傷事故が発生している上に落雷などの影響で保安装置も故障するということで、安全に対する投資が圧倒的に遅れているように感じます。
中央線にグリーン車を増結して収益アップをはかる考えで、ホームの延長工事にお金をかけていましたが、この新型コロナウイルスの影響で無駄な投資に終わってしまったのではないでしょうか。
安心、安全に利用できる鉄道になるようJR東日本には心を入れなおして対応してほしいです。
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