名代「宇奈とと」というチェーン店をご存知でしょうか。ワンコインで「うな丼」を食べさせてくれるお店です。夏になると、吉野家や「すき家」でも鰻丼をメニューに加えていますが、「宇奈とと」の特徴は炭火でウナギを焼いてくれるところです。
この宇奈ととの調布店ですが、調布駅の北口にある西友のとなりにあります。駅からは歩いて5分程度でしょうか。比較的近いので利用しやすいと思います。
お店に着いたのはお昼の12時前だったのですが、お店の中はお客さんでいっぱいでした。かろうじて、厨房のほうに向いているカウンター席があいていたので、そちらに座って、鰻丼の大盛りをお願いしました。14時までは大盛りを頼んで並盛と同じ値段で食べられるのだそうです。
今日はお弁当の注文も多いようです。注文用の伝票が数多くぶら下げられています。鰻の食品偽装により何かしらの影響が出ているのかとも思っていましたが、あまり関係がなかったようです。そうこうしている間にも、店先には鰻丼のお弁当を注文する人があとを絶ちません。いつごろ、僕らの分は作ってくれるのかなと思いつつしばらく待っていると、5分程度経ったところで、おもむろに大きなどんぶりの中にご飯をいっぱい詰め込んで、そこに鰻のタレをかけて、その上から鰻を1枚、そしてまたその上からタレをかけて、私たちに渡してくれました。
カウンター席のテーブルの上には、シバ漬け、唐辛子、鰻のタレ、山椒が置いてあります。山椒をたくさんふりかけて食べました。鰻は肉厚でふっくらとしていますが、炭火で焼いているためか、表面はパリッとした感じがあり、なかなか美味しいです。鰻そのものはそんなにスゴイものでは無いと思うのですが、1枚ずつ丁寧に炭火で焼くのがやはり美味しくなる秘訣でしょうか。
普通の鰻丼だと、やはり鰻が小さめなので、「鰻をタラフク食った」という感じにはなりませんが、上を見上げると、そこには「うな丼ダブル」とか「うな重ダブル」といった大盛りメニューも宣伝されています。次回、財布が余裕があるときには、ぜひこちらにも挑戦したいと思います。
【2019/09/30追記】
この記事を書いてから随分時間が経ちましたが、調布の宇奈ととは今でも元気に営業中です。ただ、鰻の稚魚が採れなくなったことに伴う鰻価格の高騰が大変なことになっていて、このお店にもその影響が現れています。
立派なのは500円という価格を今でもしっかりと守り抜いていることです。しかし、鰻のサイズはずいぶん小さくなってしまいました。
こちらが最近の写真です。
鰻のサイズは小さくなっても、やはり500円という価格を守ることに大きな価値があると思います。是非これからも頑張ってほしいお店です。
コメント
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