通販サイトの「amazon」がiPhone/iPod Touchに対応したという情報がC-net Japanに書かれていました。
どうも、iPhoneでamazonのトップページを表示すると、自動的にiPhoneに対応したページに飛ばされるようになっているようです。
amazon.co.jpのトップページをiPhoneでチェック
ということで、さっそくチェックをしてみました。まずは、https://www.amazon.co.jp/ にアクセスしてみます。すると、検索ボックス、一番ギフトとして贈られている音楽、トップ100表示などの表示選択ボックスなどで構成された、iPhone用のトップページが表示されました。
トップページに色々な商品を表示してゴチャゴチャとさせるぐらいであれば、検索ボックスを使って利用者に好きな商品を直接検索してもらおうという感じのデザインで好感が持てます。
個別商品ページのチェック
そして、個別の商品ページに行くと、商品の写真やタイトル、価格などの情報のほか、カートに入れる、欲しいものリストに追加する、友達に知らせるという選択肢が表示されていました。ためしにカートの中に入れてみると、カートの中身が表示され、そのまま買い物を続けることもできますし、レジに進むことも出来ます。直感的に操作できるので、なかなか良いのではないかと思います。
これだけ扱いやすいインタフェースが提供されれば、外出先でも気が付いたときに、amazonで買い物をするという機会がとても増えそうです。今後は楽天市場など他のショッピングモールも追随するのではないかと思いますが、このようにiPhone向けの環境が整っていけば今度はiPhoneまたは iPhoneと同等のインタフェースを持ったデバイスの売れ行きが伸びるという好循環が生まれるのではないでしょうか。
発売当初と比較すると、日本市場でのiPhone販売の勢いに衰えがあるのではないかという報道を目にすることも出てきましたが、iPhoneについてはまだまだ今後が楽しみなデバイスだと思います。
【2024年9月2日追記】
2024年現在のモバイル事情
このエントリーを公開してから20年近くが経過して、今となってはスマホでウェブページを閲覧することは当たり前になっています。また、Amazonや楽天市場などは公式のアプリを無料で公開していて、アプリからの買い物を推奨するようになりました。アプリを利用すればページの遷移がよりスムーズにできるようになるので、買い物がそれだけ快適にできるようになります。
こちらのブログでどんな機器やブラウザからアクセスされているか、その傾向についてはアクセス解析をすることによって統計情報を知ることができます。現在は、スマホなどのモバイル機器からのアクセスが全アクセスのうち75%、パソコンは17%、タブレットからのアクセスは7%という状況です。
これだけ、モバイル機器でウェブアクセスをする人が増えれば、各ショッピングモールもいかにモバイル機器からの買い物のしやすさを向上させるか鎬を削るのが当然と言えば当然の状況です。
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