先日は朝の情報番組などでも、アップル社の携帯音楽プレーヤー、iPod nanoで、17件の事故が発生したと経済産業省が発表したニュースを取り上げていました。充電中に加熱して本体が壊れて作動しなくなってしまったり、火花が散ったりする事故が発生しているそうです。
また、加熱した本体に触れたことで、2人が指に軽い火傷をする事故も発生しているということで、ちょっと怖い状況です。本体に付属しているリチウムイオンバッテリーに何らかの問題があるものと思われます。
これだけの報道になっていれば、アップル社の公式サイトでも何らかの情報が掲載されているだろうと思い、情報を探してみたのですが、残念ながら見つかりませんでした人的被害が出ていることから重大な問題だと思うのですが、アップル社ではどのように考えているのか気になるところです。
日経のサイトを確認してみると、下記のように書かれていました。
日本法人のアップルジャパン(東京・新宿)は「製造時のバッテリー内部の欠陥から、繰り返し使ううちにショートして過熱した可能性がある」と原因を説明。「社内の対応判断基準などから、過熱・焼損事故が発生した後で消費者から修理を受け付ける」としている。
問い合わせは同社修理相談窓口(フリーダイヤル0120・277・535)。
また、AV WATCHには対象となる商品の製造番号が発表されていました。
対象となる製品番号は、以下のとおりで、合計約181万2,000台。販売期間は2005年9月から2006年9月まで。
- MA004J/A(販売台数708,000台)
- MA005J/A(販売台数393,000台)
- MA099J/A(販売台数424,000台)
- MA107J/A(販売台数287,000台)
対象の商品をお持ちの方で、該当する異常な事象が発生している場合には、アップル社に連絡をとってみてはいかがでしょうか。
その後、8月20日の読売新聞や朝日新聞の記事によれば、アップル社は無料でバッテリー交換に応じると発表したという記事がありました。一つのバッテリーサプライヤーからの製品に問題があったことを認めているようです。
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