小金井公園の中にある江戸東京たてもの園では、8月2日(土曜日)と3日(日曜日)の二日間、14時から20時30分まで下町夕涼みというイベントが行われています。このイベントでは移築復元された居酒屋や文具店が特別に開店したり、盆踊りやスイカ割りなどのお楽しみ企画が色々と実施されます。
江戸東京たてもの園を訪問
先日、ぐるっとパス2008を購入したので、これを利用することも兼ねて、8月2日(土曜日)の15時頃に、江戸東京たてもの園へ行ってきました。まずは、江戸東京たてもの園の東側一帯のエリアに向かいました。
盆踊り
広場には櫓が出来ていて、いかにも盆踊りという感じになっています。プログラムを確認すると、18時から20時まで盆踊りがおこなわれるようです。
そして、駄菓子屋さんも店を出していました。15時から20時までの営業です。懐かしい駄菓子がたくさんあります。右奥にあるのは缶入りのサクマ式ドロップなのですが、とてもレトロなムードのパッケージです。特別に製造しているものでしょうか。
居酒屋(鍵屋)の特別営業
居酒屋も特別に営業をするようです。昭和レトロなたたずまいの店舗でそのまま営業する形になります。私が前を通った時点ではまだ営業を開始していないようでした。
ミュージアムショップ
東ゾーンの中にはミュージアムショップもありました。今まで、江戸東京たてもの園のミュージアムショップはビジターセンターの中にありましたが、この東ゾーンのほうへ移転してきたようです。ここは冷房もガンガンと効いていて、とても過ごしやすかったです。
武居三省堂
武居三省堂は神田須田町一丁目にありました。武居三省堂の店舗では文具が販売されていました。オリジナルの絵葉書も売られています。
武居三省堂の北側には以前は耐震壁が建っていましたが、現在は店舗型休憩棟が完成したことにより耐震壁は取り払われています。
武居三省堂のファサードの大部分はタイル張りです。柱、戸袋周りなどは銅板で包まれています。
建物の正面からお店の中に入ると、左右の壁から天井まで造り付けの商品棚が空間全体を埋め尽くしています。
スタジオジブリの大ヒット作「千と千尋の神隠し」で銭湯のボイラー室を見た記憶がある方も多いと思います。このボイラー室では釜爺が周りの棚から物を取り出してはボイラーの番をしていました。あのボイラー室のモデルがこちらのお店ではないかと言われています。
宮崎駿監督はこの部屋をとても気に入って、千と千尋の神隠しの構想段階からたびたび訪れたと言われています。スタジオジブリは東小金井駅近くにありますので、ここは近いこともあってアクセスが良かったのでしょう。
この建物の中では多いときには従業員を含めて15人程度の人が生活をしていました。食事はお店の奥の3畳間で交代で食べて、2階から上で家族が、店舗の部分で従業員が寝起きをしていたと言われています。
地下には商品の荷ときや荷造りをする地下室がありました。
お祭りの広場
さらに、広場には屋台もたくさん出店していました。焼き鳥、焼きそば、ラムネ、たこ焼き、わらび餅、ところてん、クレープ、ビール、ジュース、ケンタッキーフライドチキン、射的、ヨーヨーつり、金魚すくいなど、いろいろな屋台があります。子どもは射的を3回もやっていました。射的は1回100円です。
子宝湯
東ゾーンの一番奥にある立派な銭湯、子宝湯では「子宝寄席」というイベントを実施していました。1日2回(14時からと16時から)の実施で、各回100名に限り入場することができます。開始30分前に入場整理券が配布されます。
さらにスイカ割りが行われています。こちらは14時からと15時からの2回なのですが、子どもたちがいっぱい並んで、盛況でした。うちの子供もスイカ割りに挑戦しましたが、残念ながらスイカからはそれてしまって、棒がスイカにあたりませんでした。
この江戸東京たてもの園の夕涼み、レトロな町並みな中の懐かしい雰囲気の中で、夏のイベントをまとめて体験することができる貴重なイベントです。まだ、明日の8月3日(日曜日)にも開催される予定なので、この機会にいかがでしょうか。
【2023/11/26追記】
ライトアップイベント
2023/11/25日から26日に実施されたライトアップイベントに行ってきました。こちらで紹介しています。
コメント