USBメモリでソフトウエアを販売

当サイトの記事には広告が含まれます

USBメモリ

 従来、パソコンで使用するソフトウエアはCD-ROMやDVD-ROMで販売されることが一般的でした。CD-ROMやDVD-ROMはプレスにより安価に製造できるため、原価を安く抑えることができたためです。

 しかし、最近では小型のモバイルパソコンを中心に光学ドライブを搭載していないパソコンが増えてきました。AsusのeeePCなど最近流行の低価格パソコンでも光学ドライブは付属していません。国内で販売されているノートパソコンの約1割には光学ドライブが付いていないそうです。

 こうなると、ソフトウエアを購入してきてもパソコンにインストールすることが一苦労になってしまいます。

 そこで、ソースネクスト社ではアプリケーションをUSBメモリに収録して販売することを、このほど発表しました。1GBの容量のUSBメモリにアプリケーションを収録して販売します。確かにUSB端子であれば、最近のパソコンであればほぼ間違えなく付いているので、USBメモリを使うというのは良いアイディアだと思います。


 以前であればUSBメモリ自体の値段が高かったので、このようにソフトを売るために使う媒体としては使いにくかったのですが、最近ではUSBメモリの値段も非常に安くなったので、このような販売方法ができるようになりました。

 現在の1GBのUSBメモリの値段を楽天市場で調べてみたのですが、だいたい、500円から700円程度の値段になっていました。まだ、CD-ROMなどと比較すると高めですが、今後はさらに安くなることは間違えないので、業界で最初に取り組むこととなったのでしょう。

 

 私もThinkpadX40といったCD-ROMドライブが付属していないノートパソコンをよく使っているので、アプリケーションをインストールするときには母艦のデスクトップパソコンについているDVD-ROMドライブをネットワーク経由で共有して使用するということをしていました。

 これはとても面倒くさいので、USBメモリが使えるようになれば確かに便利になります。

 ソフトウエアの売り上げに今回の施策がどの程度寄与するのか気になるところです。

コメント