iPhoneは容量が大きな方のモデルでも16GBのフラッシュメモリしか内蔵されていませんが、この容量以上にコンテンツを楽しむ方法がAsciiで紹介されていました。
「LinkStation Mini LS-WS1.0TGL/R1」というBUFFALO社のネットワーク接続型ハードディスク(NAS)を購入して、ここにコンテンツを入れておき、自宅で動作させておけばよいようです。
公式サイトで確認してみると、下記のように紹介されていました。
外出先から自宅にあるコンテンツをチェック。バッファローのネットワーク対応HDDなら、ビデオや写真などのライブラリを、iPhone 3Gからアクセスして楽しむことができます。
バッファローのネットワーク対応HDDは、HDDに保存したデータに外出先からいつでもアクセスできるWebアクセス機能を搭載。通常はiPhone 3Gへの転送が必要なビデオや音楽、写真などがiPhone 3GのWebブラウザ「Safari」から再生できます。もちろんビデオなどのメディアファイルだけでなく、「Safari」が閲覧に対応しているファイルなら、保存しているファイルはすべて再生可能。 iPhone 3Gがオンタイム・オフタイムでさらに活躍します。
具体的な仕組みとしては、iPhoneを使用して、「http://buffalonas.com/」にアクセスし、自分のリンクステーションの名前などを入力してアクセスすれば、ハードディスクの中にあるコンテンツにアクセスができるようになるようです。たぶん、ダイナミックDNS相当の仕組みになっていて、自分の家のブロードバンド回線のグローバルIPアドレスが変動した場合には、新しいIPアドレスを登録するような仕組みになっているのでしょう。
このNASを1台持っていれば、通信が発生してしまうものの、3G回線、または無線LANが接続できる環境にいれば、NASの中にあるコンテンツに自由にアクセスすることができるようになりますので、iPhoneの活用の幅が広がるのは間違えありません。同期作業をするときにわざわざ外で聴く曲を選ばなくてもすむようになるので、時間の節約にもなります。
私自身は別会社のNASを使用しているのですが、こちらはファームウエアのバージョンアップも最近ではまったくないので、このような機能が提供される可能性は極めて低いものと思われます。この機会に、BUFFALOのNASへの買い替えを検討したいと思います。
コメント