本日からダウンロード可能になった新しいiTunes、iTunes 8をさっそくダウンロードしてインストールしてみました。今日は朝7時少し前に起きたのですが、ネット上では新しいiPodやiTunesのことで話題は持ちきりです。すでにiTunesについてはダウンロード可能になっているということでしたので、すぐにでもインストールしたくなってしまいました。
会社に行く前の忙しい時間帯にダウンロード開始です。幸いなことにダウンロードサーバーはあまり混み合っていないようで、何十MBもあるファイルを快適にダウンロードすることができました。そしてインストールも順調に進み、新しいiTunesとのご対面となります。
起動してみてもっとも驚いたのは、画面一面にアルバムアートがズラッと並ぶところです。従来は曲の単純なリストの中から選ぶという操作だったのですが、今度は視覚的に選ぶことができるようになりました。やはり、レコードアルバムというのは、その中に入っている曲の象徴みたいなものですので、アルバムアートで選択させるというユーザーインタフェースは非常に順当な方法だと思います。
今回のiTunesでもっとも目玉になる機能はGeniusという機能です。画面の右側にはGeniusサイドバーというエリアが新しく登場しました。ライブラリの中身を分析してくれて、この情報をアップルに送信します。アップルではいろいろな人のライブラリの情報を持っていて、どの曲とどの曲の相性が良いか、データベースを持っているようです。
そして、ある曲を選択したときに、このGenius機能を指定すると、その曲と相性の良い曲を、25曲、50曲、75曲または100曲を自動的に選曲して、プレイリストを作ってくれます。
そこで今回はMihimaruGTの「気分上々↑↑」を選択してみました。そして、100曲を推薦してもらったところ、以下のような曲が入ったプレイリストを自動的に作ってくれました。
・陽のあたる坂道
・出逢った頃のように
・ソラアイ
・恋文
・またあした
・長い間
・未来へ
・負けないで
・永遠
・桜
・ここにしか咲かない花
・風になる
・オリビアを聴きながら
・つないで手
・First Love
・COLORS
・涙そうそう
・月光
・恋のつぼみ
・ロマンスの神様
・ルージュの伝言
・かたちあるもの
・月のしずく
・あなたに会えてよかった
・そばにいるね
・・・・・・・
どうしてこの曲が「気分上々↑↑」つながりなのか意味不明な部分もありますが、確かに好きな曲が多いような気もします。
パナソニックのSD-AUDIOの音楽管理ソフトなどでは、自動的に曲の中身をスキャンして曲調を自動的に認識し仲間の曲を集めてくれる機能がありました。こちらは全自動的なアプローチかと思います。一方で、今回のアップル社のアプローチは手動で人間が集めた情報を集めて統計学的に分類をしようという試みになります。全自動でやるのには限界がありそうなので、今回のアップル社の試みはおもしろいのではないかと思います。
今日の朝はまだiTunes 8を使用している人が少ない段階で、まだアップル社には情報がそうは多くは集まっていなかった段階だと思います。このまま期間が経過すればアップル社にはもっとたくさんの分析情報が集まりますので、さらに分類される曲の傾向に変化が出てくるものと思われます。Geniusを更新することができますので、またプレイリストを作り直して変化を確かめてみようと思います。
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