会社から自宅に着いたのが、午後9時過ぎでした。どうも家の中が騒がしいです。よくよく聞いてみると、午後9時30分から福田首相の辞任記者会見があるといいます。
あまりにも急なことだったので、これには驚きました。安倍前首相が辞任して福田首相が現職についてから、まだ1年経過していないのだそうです。
どちらかというと、内閣支持率こそ低いものの、福田首相は淡々と首相の仕事をこなしているように見えましたし、またいろいろなことを考えられていたように見えたので、まさかこんなに唐突な幕引きをするとは思ってもみませんでした。
福田首相は辞任の理由について、「民主党が重要案件の対応に応じず、決めるべきことがなかなか決まらなかった。今後の国会でこうならないよう、新しい体制で国会にのぞみ、政策を実現させなければならないと判断した」と述べました。
記者会見の様子を見ていると、元気がなかったりするようなこともなく、記者団からの質問に対してはてきぱきと答えているように見えます。なぜ、この時期に辞任を表明したのかという問いに対しては、「今が政治的空白を作らない一番いい時期と考えた」と答えていました。先週末にはすでに決断をしていたそうです。
こんな唐突なやめ方をされてしまうと、日本の経済活動、たとえば明日の日経平均にどのような影響が出るのか、現時点では想像することもできません。内閣総理大臣という仕事、いろいろと、ストレスも高い仕事なのではないかと思いますが、つぎの首相にはこのような辞め方をしないようにお願いしたいと思います。
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