サイゼリヤのピザ生地からメラミン検出

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サイゼリヤ

 イタリア料理のファミリーレストラン、サイゼリヤで提供しているピザの生地からメラミンが検出されました。このピザ生地は中国製で、4.3PPMのメラミンが検出されたようです。このピザ生地には粉乳が入っていて、この粉乳にメラミンが混入していたのではないかと見られています。

 この4.3ppmという量そのものはごく微量で今のところは健康被害の報告は無いということですが、実は昨日、新大久保のサイゼリヤでマルゲリータピザを食べたばかりなので、ちょっと心配になってきました。日経新聞には少し踏み込んで記事が書かれていて、米国などで定められた体重50キログラムの人が摂取しても影響が出ないとされる上限値の60分の1に相当する量なのだそうです。逆に言うと、60枚のピザを食べると、健康被害が出るかもしれないということにもなるので、少しゾッとします。

 サイゼリヤの発表を見ると、10月3日以降については粉乳が含まれていないピザ生地に切り替えているため、メラミン混入の心配は無いとしていますが、逆に言うと、この時期からメラミン混入の疑いがあることは判っていたことにもなるので、ちょっと発表する時期が遅すぎるのではないかとも思います。この発表が本当だとすれば、昨日食べたピザは大丈夫だということでしょうか。

 最近はメラミン混入のニュースが日々繰り返されるようになってきました。一つ一つの報道では、微量であるため健康には影響が無いと言っていますが、これだけいろいろなものに混入されていると、相当量がすでに身体の中に摂取されているのではないかという気もしてきます。食品の中にわざと人間が食べることが出来ないようなものを入れる国からの食品の輸入は全面的に禁止にしてほしいところですが、食料を輸入に頼るしかない日本にとっては難しい選択なのでしょうか。

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