三鷹市にある国立天文台で10月25日(土曜日)に特別公開があったので行ってきました。場所は各駅からはとても遠いので、三鷹駅や武蔵境駅、そして調布駅からバスを使って行く感じになります。
朝11時頃に現地に着いたのですが、まだそんなに混雑していません。ゆっくりと場内を見て回ることができそうです。
三鷹キャンパスでは普段でも見学できるコースがあるのですが、この年に一度の特別公開では、普段は見ることが出来ない設備も公開されているので、とても見応えがあります。今年の特別公開のテーマは「すばる望遠鏡の10年」、1998年末に初めて天体の光をとらえて以来、活躍してきているすばる望遠鏡の10年の観測成果を紹介するとともに今後の10年を展望するというのが一つのテーマになっています。
この三鷹の施設は特に広くて、まるで構内は大学のキャンパスとそっくりです。東京大学の付属施設である天文学教育研究センターも併設されているので、東京大学の学生さんもこちらで学ばれている方がたくさんいらっしゃるのでしょう。受付でもらったパンフレットに載っている地図は下の写真のような感じになります。
ぐるっと右回りで構内を見て回ることにしました。正面の入り口から入って受付を終わらせた後に右手の方向に曲がっていくと、すぐに軽食を売っているテントを見つけました。こちらで、焼き鳥、焼きそば、たこ焼きを買ってテントの裏側にある机で食べました。
そしてさらに進んでいくと右手に食堂が見えてきます。ここは普段も構内で働いてる人のための食堂として活躍しているようです。12時を過ぎると混雑しそうな気がしますので、このまま食堂でお昼ご飯を食べることにします。どんなメニューがあるのかと思いつつ中に入ってみると、ショーケースがありました。
450円でボリュームがありそうなカツカレーを頼むことにします。受付で先に食券を購入しそのまま厨房で見せると、カツカレーを作ってくれます。席に持って行って写真を撮りました。
ハヤシライスもあります。
そして、食後のデザートも売られていたので買ってみました。
珈琲もケーキも100円です。そうこうしているうちに、お昼の12時を回ったので、食堂がとても混雑してきました。いつまでも席を占領しているのも申し訳ないので、次に向かうことにします。
社会教育用公開望遠鏡という施設が広場の隅にありましたので、寄ってみました。しかし、今日は雲が多かったので、観測はできないようです。私も望遠鏡を通して外を見てみましたが、残念ながら、真っ白でした。300倍に拡大された雲だったようです。
次に開発実験棟・高度環境試験棟というところに行ってきました。こちらでは工場見学、超伝導実験、卓上干渉計の展示などがありますが、最後の出口のところで風船を配っています。この建物から出てきた人は皆さんが大きな風船を持っていたのですが、ここで貰っていたのかと納得します。
2006年の特別公開のときのレポートはこちらです。
【2012/09/17追記】
2012年にも国立天文台で観望会が行われたので行ってきました。こちらにレポートがあります。
ちょうど金環日食が近づいていたので、その解説も実施してくれました。
周辺の地図を掲載しておきます。
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