自動車教習所2日目 (トレーチャー・技能1)

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教習所

入校から2日目になります。こちらのレポートからの続きになります。

今回は少し早めに教習所について、技能研修となるため配車機にカードを差し込んで見ます。すると、配車券が2枚出てきました。2時限連続して予約しているので、2枚あるようです。そして待合室へと向かいます。

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VIPプラン

今回はIT-VIPプランで契約している人専用の待合室というところに足を踏み入れてみました。無料でジュース類が飲み放題のドリンクの販売機、ソファーやテレビ、テーブルと椅子などが準備されていて、軽く音楽が流れていたりします。机の上にはお菓子類が置いてあります。そして窓際にはホテルの客室においてあるような小さな冷蔵庫が置いてあって、その中のものも食べて良いと書いてありました。また、入り口の横には車関係やファッション関係の雑誌などが並んでいて、退屈しないような仕組みになっています。また、自分で効果測定に向けて練習ができるように2台のパソコンも設置されていました。

教習は毎時10分から始まるのですが、その20分前の50分から教習原簿が配布されます。この教習原簿にさきほどの配車券を挟みこみ、所定の場所へ置いておき、そしてまた待合室で待っていると、インストラクターの人が呼びに来てくれます。非常に親切な仕組みでありがたいです。

トレーチャー

今日は2つの技能教習で、まず1つ目はトレーチャーという車の運転席を模擬したシミュレータ装置での練習になります。ひとつの部屋に5台くらい装置が置いてありましたが、私たちが受けた時点では2人しかいなかったので、2台の装置しか使われませんでした。

特に自動車のようにドアなどがあるわけでもなく、そのまま運転席に乗り込む形になります。そして、椅子の位置の調整と背もたれの角度を調整し、トレーチャーが起動されました。目の前には画面があるのですが、どうもパソコンにつながっているようです。OSの起動画面が表示されていました。声は耳元にスピーカーがあるようで、そこから聞こえてきます。最初は説明があり、それに続いて練習をするという仕組みになっています。

ハンドルのほか、エンジンを掛けるキー、サイドブレーキバー、アクセル、ブレーキ、チェンジレバーなど一通りの器具は装着されていて、なんとなく車を運転しているような気持ちになってくるので不思議です。最初は、ブレーキペダルを踏んで、チェンジレバーが「P」に入っていることを確認、サイドブレーキがあがっていることを確認してからエンジンを入れます。すると、きちんとエンジンがかかる音がします。ブレーキペダルはかかとをつかずに操作して、アクセルペダルはかかとをつけて操作するということも今日始めて知りました。なかなか、このトレーチャーという機械、親切に教えてくれます。

最初はアクセルペダルは右足、ブレーキペダルは左足で操作するものだとばかり思っていたのですが、インストラクターから、両方とも右足で操作してくださいねと注意されてしまいました。でも、ネットで検索をしてみると、こちら(両足運転で防げ-オートマ車で頻発するアクセルとブレーキの踏み違え事故-JanJanニュース)のような情報もあるので、どちらが正しいのか、ちょっと気になる点ではあります。

次にブレーキを踏んだままで、チェンジレバーを「P」の位置から「D」の位置に変えて、サイドブレーキを下ろし、ゆっくりとブレーキペダルから足を離します。アクセルペダルを踏んでもいないのに、ここでゆっくりと車って走ってしまうのですね。ちょっとびっくりです。家に帰ってから調べてみると、クリープ現象というのですね。トルクコンバータを用いたオートマ車では発生するそうです。夏場などクーラーを使っていて回転が速くなっていると、それだけクリープ現象も強くなると書かれているページもありました。なんだか怖い話です。

止まるときにはブレーキペダルを踏んで止まったあとに、サイドブレーキバーを引きます。つぎにチェンジレバーをDの位置からPの位置に戻せばOKです。停止するときは電車でGo!よりは操作は簡単な気がします。

チェンジレバー、サイドブレーキバー、エンジンを掛けるキー、ブレーキペダルなど、発進させるのをひとつとっても手順がなかなか覚えにくいのですが、これは頭で覚えて慣れていくしかないのでしょうね。

★技能1

また、待合室へ戻って、効果測定向けの問題集を何気なく見ていると、インストラクターの先生が呼びに来てくれました。案内されるままに自動車へ向かいます。最初は私は助手席に座らされてインストラクターの先生が運転を見せてくれます。武蔵境自動車教習所のコースはそんなに広いわけでもないのですが、これだけの広さがあれば、仮免許をとるまでの教習では十分なのかもしれません。グルッと外回りを一周した後に、路肩に駐車して、今度は私が運転席に座ります。車の前側で安全確認をして後ろを確認しつつドアを開け運転席に乗り込みます。ドアロックを忘れずにして椅子の位置を調整し、そしてシートベルトを着用します。バックミラーの位置を調整して、いよいよ発進です。

発進

この発進する手順はやっぱり難しいです。サイドブレーキの位置を確認し、ブレーキペダルを踏んで、チェンジレバーの位置がPの位置にあることを確認します。エンジンをかけて、チェンジレバーをPの位置からDの位置へ、そしてサイドブレーキをおろし、またゆっくりとブレーキペダルをゆるめていくと、車は動き始めました。カーブではハンドルの回し加減が難しいです。また、近くばかりを見ていると、運転がフラフラしてしまうので、走行して行く方向に顔を向けながら、運転することにも心がけます。色々とインストラクターの先生に注意を受けながらも、何周かしていくうちにだんだんとコツを掴めてきたような気もします。とは言っても、ハンドルを戻すときに、どこでハンドルが戻ったのか今ひとつ感覚が掴めなかったり、カーブでハンドルを切りすぎたり、まだまだスムーズに運転が出来ません。今回はウインカーなどは点滅せずに、ただ、運転することだけに集中していましたが、それでもこれだけ慣れないのですから、これにウインカーを出したりすると相当混乱するのではないかという予感もします。これも慣れるしかありません。

車体感覚

教習の終わりの方では、コースの真ん中にある車両の大きさの感覚をつかむコーナーに連れて行ってくれて、そこで、車の幅ちょうどのラインが引かれているところに車を止めたときに左右のラインが運転席からどのように見えるのかを教えてくれました。左側のラインはフロントガラスから前を見ると車両の真ん中付近を通っているように見えるので不思議です。車の左側からさらに外へ1メートル離れたところに引いてある線は、ちょうど車の左端の延長線上にあるように見えました。そうこうしているうちに、1回目の技能教習は終わりました。

効果測定の予行連鎖

待合室に戻った後に、パソコンで効果測定向けの予行演習をしてみました。50問の問題が出てきて○×で答えるようになっています。でも、まだ学科を1つしか受けていないこもあるためか、なかなか50問中45点以上をとることが出来ません。結局、4回リトライした中で1回だけ45点以上をとることが出来ました。この待合室にあるパソコンで実施できる効果測定の練習では、回答が誤った部分の確認をプリンターから紙を打ち出して実施する形になるので、今ひとつ使い勝手がよくありません。そこで、家に帰ってから、武蔵境自動車教習所の公式サイトの中にあるWEB効果測定を試してみました。こちらのログインに必要なIDとパスワードは待合室の中に掲示されていますので、これを控えておけばOKです。こちらのWEB効果測定では、50問を回答した後にパソコンの上で間違えてしまった問題を復習することが出来るようになっていますので、こちらの方が便利な気がします。

もう少し繰り返し効果測定に向けた練習を繰り返して、コンスタントに45点以上がとれるようにならなければいけません。

続いて、3日目のレポートはこちらになります。

コメント

  1. 臨機応変? より:

    住宅購入と新車購入

     よく身の回りで新居を購入してからあまり期間がたたないうちに、新車を購入したという人の話しをよく聞きます。たまたま、そういう人が多いだけなのかなと思って…