ゆうちょ銀行と全国の銀行がつながり相互振込可能に

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みずほ銀行の通帳

 ゆうちょ銀行は平成21年1月5日に全国銀行データ通信システム(全銀システム)に接続することにより、全銀システムに接続している約1500の金融機関との間で振り込みが出来るようになります。また、これに伴い、現在提供されている提携金融機関との間で実施されている相互送金サービスが平成20年12月30日をもって終了します。

 しかし、ゆうちょ銀行と全銀システムで使われている口座番号では桁数が違います。そこで、ゆうちょ銀行の口座へ他の銀行から振り込むときには、専用の番号が必要となります。今回、私はYahoo!ニュースに掲載されている記事からこの件を知りました。あまり、周知が行き届いているわけでもなさそうです。

 この専用の番号については、今持っている通帳に振り込み専用の店名、預金種別、口座番号を付記してくれるサービスを実施しているそうです。また、このサービスを受けなくても、こちら(口座の記号・番号を入力(振込用の店名・口座番号のご案内)-ゆうちょ銀行)のページに現在の口座の記号・番号を入力すれば、振り込み用の店名や口座番号を確認することが出来ます。口座番号から振り込み専用番号へは一定の法則に基づいて割り出すことができますが、この法則は複雑なもののようです。

 また、振り込み用の支店名については「◯◯八店」といった名前になります。振り込み時にATMを操作するとき、レーレーハチだと思って、レをクリックしても、この支店名は表示されません。ゼロゼロハチが正しいのだそうで、セのボタンを押さなければいけません。

 以前、イーバンク銀行も全銀システムへ接続をしたときに、支店名などを全銀の規約に沿って付け直したことがあります。このときは、支店名が「オペラ支店」、「ジャズ支店」、「ロック支店」など、判りやすい名前が付けられたため、振り込み時に悩むことが少なくて済みます。今回、ゆうちょ銀行では、現在の口座の記号・番号から数字で変換できる仕組みにしなければいけなかったので、支店名が無機質な数字の名前になってしまったものと思われますが、少々、操作性が悪化してしまっている点が残念なところです。

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