くら寿司の駐車場にラフェスタを停めたのですが、今一つ、まっすぐと停められなかったので、少し方向を修正しました。エンジンを止めて鍵を抜いて、クルマの外に出たのですが、前輪が曲がったままになっていて少々格好が悪いです。
ドアをあけて、ハンドルで前輪の向きを直そうと思ったのですが、ガチッという音とともに、ハンドルがビクとも動かなくなってしまいました。その上、キーを差し込んでエンジンをかけようと思っても、キーすらまわりません。
ハンドルロック
何なんだこれはと思いながら、マニュアルを読んでもよく判らなかったので、そのままくら寿司でご飯を食べながら、iPhoneを使ってネット検索をしながら勉強してみました。
すると、ハンドルロックという機構があるらしいということが判りました。キーを抜いた状態でハンドルを回すと、盗難しようとしているのではないかということで、ハンドルがロックされるようになっているということです。ハンドルを左右どちらかに回して、キーを回すことで、ハンドルロックが解除されて、エンジンをかけることが出来るということでした。
寿司を食べたあとにラフェスタに戻って、さっそく、ネットで仕入れた情報通りにハンドルを操作しようと思ったのですが、やはり、ハンドルが堅くて右にも左にも回りません。あまり力を入れすぎると壊れてしまうのではないかとも思い、今度はダッシュボックスにしまってあったラフェスタのマニュアルを取り出して読んでみました。
日産へ電話
アニュアルにもあまりハンドルロックに関する詳しい説明を見つけることが出来ず、マニュアルの最後の方にのっていた、日産のお客様ご相談センターに電話をしてみました。
電話はフリーダイヤルになっていて、すぐに電話がつながりました。とても冷静な感じで電話に出てきたので、これはきっと自動音声案内なのだろうな?と思っていると、名前を名乗りました。まさか自動音声案内が名前を名乗るわけがないと思い、「すみません」と言ってみると、「はい何でございましょう」ということになったので、きちんとオペレータの人に接続されているようです。
ハンドルロックの対処法
状況を説明すると、エンジンキーを入れて、ハンドルを左右どちらでも良いのですが、数mm程度、動かないでしょうか?ということです。
もう一度、左右にハンドルを回してみると、力を入れることで右に少しだけまわることが判りました。その状態で、エンジンキーを回すことが出来るようになっているということだったので指示に従うと、無事にエンジンをかけることが出来ました。オペレータの人も「それは良かったですね」と一緒に喜んでくれたのが何か好感触でした。次回、車を買うときも日産車にしようかなと思ってしまいます。
このまま、くら寿司の駐車場でJAFのお世話になるのは嫌だなと思っていたのですが、きちんとエンジンがかかってくれて本当に良かったです。
スマートエントリー&スタートシステムでの解除方法
最近はキーを使わずにエンジンをスタートできるスマートエントリー&スタートシステムを採用しているクルマが増えてきました。
スマートエントリー&スタートシステムでもやはりハンドルロックは発生します。解除する場合はシフトレバーがP(オートマチック車)の位置にあることを確認してハンドルを左右に動かしながらエンジンスタートボタンを押すことで解除できます。
ステアリングロック
ハンドルロックのことを「ステアリングロック」とも呼びます。
ドアパンチ
しかし、こんなことをやっているうちに、運転席側のドアに少し傷が出来ているのを見つけました。最初にクルマをこの駐車場に止めてハンドルロックであたふたしつつ、クルマをあとに店内に向かったときに、隣にあとから家族連れのクルマが止まったのですが、子どもがヒンジドアを開けていたようで、「まさか接触してないだろうな??」と後ろを振り返りつつ、店内に入りました。どうもこのときに傷を付けられてしまったみたいです。帰りにクルマに戻ったときには、隣のクルマはいなくなってしまっていました。
ネットで検索すると、この手のトラブルはとても頻繁に発生しているようですね。ちょっと驚きました。くら寿司の店外にある監視カメラにしっかりと写っていそうな気もしますが、小さい傷だったので、あまり気にしないようにすることにします。
ハンドルロック装置
盗難防止用に駐車時にハンドルをロックしてしまう製品も市販されています。
コメント
まったく同じ現象になってしまい、大変参考になりました。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。参考にしていただけて良かったです。