ホンダが発売したハイブリッド車のインサイトが非常に売れ行き好調で、3月10日のニュースを見ていると販売目標台数の3倍をクリアしたということも報道されてました。ホンダでは発売後約1ヶ月で計画の3倍を超える1万8000台の受注を抱えてしまったそうです。
ホンダのインサイトは最低価格が189万円になっていて、やはり低価格だったことが人気の秘密だったのでしょう。そんな中で、トヨタ自動車が新型プリウスをどの程度の価格で発表するかに注目が集まっていました。
そんな中、トヨタから5月に発売する新型プリウスについて最低価格は205万円にするという報道がありました。従来のモデルよりも30万円程度も安くするというかなり大胆な価格の設定です。この程度安くしないと、ホンダのインサイトと勝負にならないという焦りもあったのでしょう。
新型プリウスは排気量が従来の1.5リットルから1.8リットルに増えるほか、車体も少し大きくなります。また、燃費も現行モデルを1割弱上回ることから250万円前後になるのではないかと言われていました。そんな中、最も下位のランクのモデルを205万円で売ることにしたというのは、かなり大胆な発表だったと思います。
以前は新型プリウスを発売しても、現行のプリウスを値下げして併売するという報道がありましたが、今回の報道では現行プリウスの扱いについてどうなるのか判りませんでした。もしも値下げして併売するとすれば、200万円以下になる可能性すらあります。どうなるのか気になるところです。
来年度になるとエコカーは税制でも優遇されるので、ホンダのインサイトと並んで、トヨタのプリウスも、かなり人気が出るのではないでしょうか。
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