川崎市の生田緑地を散策

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川崎市の生田緑地

調布市にある「北の大地」というバイキング形式のレストラン(調布にあるビュッフェ「北の大地」に行った)に行ったあと、お腹がいっぱいになってしまい、どこかで腹ごなしをしようと近くの公園をiPhoneを使って検索してみました。こんなときは30minというアプリケーション(iPhoneのアプリケーション「30min」)が非常に便利です。自動的に現在地を検出して、近くのレストランやレジャー施設、そして注目の場所を見つけ出してくれます。

この30minで探していて見つけたのが、今回紹介する川崎市多摩区にある「生田緑地」です。調布市から川崎市というのはちょっと遠いような感じがするのですが、実は多摩川を越えてしまえばすぐに川崎市になるのでそんなに遠くはありません。ラフェスタを運転して20分程度で生田緑地に到着しました。生田緑地には立体式の駐車場が併設されています。最初の2時間は400円でした。

生田緑地の地図


この生田緑地は立地的には向ヶ丘遊園が隣接している格好になっています。2002年に向ヶ丘遊園は閉園してしまいました。向ヶ丘遊園の中にあった「ばら苑」だけは生田緑地に編入されているそうです。東側にある駐車場に停めたのですが、そこから歩いていくとすぐに日本民家園の入口がありました。

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日本民家園

日本民家園の入口

この日本民家園には1967年に開園した施設で、川崎市内および日本各地にあった古民家や水車小屋などを移設して展示しています。生田緑地全体を見て回りたかったこともあったので、今回はこの日本民家園には入りませんでした。そのまま日本民家園の横を通って、生田緑地の奥の方へと進みます。平日の水曜日の昼間だったので、園内はあまり混んでいませんでした。

生田緑地の中の道

青少年科学館

そして今度はプラネタリウムの施設などを併設した青少年科学館があります。こちらのプラネタリウムの公開は火曜日から金曜日までの平日については1日に1回だけ(15時から)の公開のようなので、こちらも今回は見ることが出来ませんでした。

青少年科学館
プラネタリウムの案内

このプラネタリウムで投影用に使用されている装置は、多摩区在住の大平貴之氏が開発した製品を使用しているそうです。410万個もの星を映し出す能力があるというので驚いてしまいます。小さな星は客席から肉眼で見ることが出来ないため、双眼鏡の貸し出しまで行われているのだそうです。この大平氏が作った家庭用のプラネタリウム装置(ホームスター)は私も使っています。

プラネタリウム ホームスター(HOMESTAR)と大人の科学マガジン VOL9

蒸気機関車の展示

青少年科学館の前には蒸気機関車(D51 408)と客車(スハ42 2047)が展示されています。客車の方は車内に入ることが出来るようになっていて、休憩が出来るようになっているようでした。

生田緑地のD51
生田緑地のスハ42

さらに奥の方へ進んでいきます。

生田緑地

岡本太郎美術館

すると、立派な施設が見えてきました。1999年10月に開館した岡本太郎美術館です。カフェなども併設されているようです。

岡本太郎美術館

階段を上がっていくと、母の塔が見えてきました。

母の塔

母の塔の足下まで階段を登ってきたので、出来れば同じ道を下りたくなかったのですが、この尾根づたいに歩いていくことが出来そうな良い道が見つからなかったので、また来たときに登ってきた階段を下りていきました。すると、今度は「梅園」と書かれた分岐道がありました。この梅園の方に向かうとまた階段を登らなければいけなかったのですが、頑張って登ってみました。

梅園

階段を登っていくと小規模な梅園がありました。梅がちょうど咲いていて、たくさんの人が梅を見ていました。そしてさらに道を奥へ進んでいきます。すると、何だか山道に迷い込んだような感じになってきました。東側の駐車場という道しるべがあったので、それを頼りに歩いていきます。

生田緑地の中の山道

すると、無事に駐車場の裏側へと出ることが出来ました。まだ、少しだけ時間に余裕があったので、今度は反対側の枡形山を登ってみました。

枡形山

枡形山の構造

こちらも10分ほどで山頂まで行くことが出来ます。途中、崖崩れがあったようで、工事用の階段がかけられている場所などもありましたが、ほとんどが歩きやすい道でした。枡形山の山頂には展望台が建てられていて、なんとこの展望台にはエレベーターが整備されていました。

枡形山の展望台 遠景

展望台の上に行ってみると、確かにとても良い景色です。新宿や多摩川が遠くに綺麗に見えました。また、高井戸や光が丘の清掃工場の煙突もよく見えます。

枡形山の展望台

今回は2時間ほどでこれらの場所を巡りましたが、日本民家園や岡本太郎美術館をゆっくりと巡るのであれば、半日から1日程度は時間をかけて巡った方が良さそうです。とても広いところで、森林浴にもなりますし、また是非行ってみたいと思います。

生田緑地公式ホームページ
生田緑地は多摩丘陵の一角に位置する川崎市内最大の緑の宝庫です。

コメント

  1. 臨機応変? より:

    激安なゴルフ練習場「民家園ビックゴルフ」に行った

     今まではスポーツクラブの室内ゴルフ練習場で練習を続けてきました。1番ウッド、4番ウッド、5番アイアン、7番アイアンはレッスンを受けて、ボールにあたるよ…