横浜市青葉区にある「こどもの国」に行ってきました。ここは広さが30万坪もある大きな子どものための施設です。その歴史はかなり古く、1965年5月5日のこどもの日に開園しました。実は私が小さいときにも、ここには来たことがありますので、今回で2回目になります。まさか自分の子どもを連れてここまで来るとは思っても見ませんでした。
陸軍田奈弾薬庫跡地
なぜこんなところにこれほどの広い土地があったのか調べてみると、ここは陸軍の田奈弾薬庫として使われていた場所だそうです。園内には遺構も残っているようなので、子どもを遊ばせつつ捜してみたいと思います。
車で訪問
私が小さいときには、長津田から「こどもの国線」で行ったような気がするのですが、今回は自動車(日産ラフェスタ)で行きました。ナビで「こどもの国」を検索してみると、何だか候補がいっぱい出てきてしまって、どれが目的とする「こどもの国」なのか判らなくなってしまいました。平成17年型の日産純正ナビの使い勝手は今一つです。
仕方が無いのでiPhoneでこどもの国の住所を調べて、カーナビに住所を入れて目的地を指定しました。鶴川街道まで出たあと、あとは真っ直ぐに行くように指定されました。テレビの番組撮影が行われている緑山スタジオの横を通ります。
こどもの国の駐車場
指示に従って行くと確かに「こどもの国」周辺に着いたのですが、駐車場がどこか判りません。いったんは、こどもの国駅のロータリーまで連れて行かれてしまい、そこでグルッと回って、駅の反対側まで回り込み、そこに駐車場があるのを見つけました。この駐車場は1回の利用が900円になっていて、先払い方式です。
こどもの国へ入園
駐車場から、こどもの国の正門へと向かいました。
こどもの国の園内地図がありました。
正門から入って正門広場を通り過ぎると、大きな中央広場が見えてきます。
遊具広場
園内を時計回りで巡ってみることにしました。最初に見えてくるのが遊具広場です。幼児から小学校低学年向けの遊具がたくさんあります。
そして、遊具広場の横には大きな滑り台があります。ここは小学校2年生のこどもが気に入ってしまい、何回も滑っていました。
ミニSL
さらに少し歩いていくと、ミニSLが走っています。この乗り物は客車がいっぱいになった頃を見計らって動くというわけではなく、時刻表が掲示されていました。
このミニSLのコースは意外と長くて、5分間くらい走っていました。途中にはトンネルや踏切、鉄橋などもあります。
なかよし広場
そして、さらに歩いていくと、なかよし広場があります。ここは幼児が喜びそうな遊具が揃っています。
奥には迷路もありました。あまり難しくはありませんが、普通におもしろいです。
さらに奥へと進んでいくと、今度は110メートルもあるローラー滑り台がありました。こどもと一緒に滑ってみました。大人でも十分に楽しめます。
プール・スケート場
ローラー滑り台から更に進んでいくと、今度はプールがありました。冬はスケート場になっています。
椿の森
そこから丘の方を登っていって見ると、「椿の森」というところがあるのですが、そこには昔の遺構が残っていました。土台のようなものだけが残っているのですが、この上には何があったのでしょう。
白鳥湖
外周道路を歩いていき、途中で山を下ってみると、白鳥湖というところがあります。ここにはイカダがありました。このイカダ、無料で乗ることが出来ます。竹棒を沼の底に突き刺して押し出すように操縦するのですが、なかなか方向を操るのが難しいです。
横にはドラム缶橋もあります。
さらにかなりの距離を歩いていきます。途中の丘の下には弾薬庫の入口と思われるような扉がたくさんありました。
すると牧場が見えてきました。この牧場ではポニーに乗ることも出来るようです。
その奥には「こども動物園」があります。山羊やうさぎ、ロバ、アヒルやモルモット、ハリネズミなどがいます。また、小動物とこどもが触れ合うことが出来るように色々と工夫がこらされていました。
牛の牧場
続いて、牛の牧場です。こちらでは、ミルクプラントあって、特製の牛乳やソフトクリームが売られています。
まだまだ、こどもの国は続きます。さらに進んでいくと、子供用の乗り物が色々とある場所がありました。
その先には第一トンネルです。これも弾薬庫時代から使われていそうな風格があります。
このトンネルを抜けて歩いていくと、ようやく中央広場を見下ろす高台の上に着きました。大道芸人の人が演技を始めたので、ついつい最後まで見てしまいました。とてもおもしろかったです。
結局、こどもの国には朝の10時から午後の14時前まで4時間近くいました。万歩計を付けながら歩いていたのですが、1万3000歩近くを歩いていました。健康にも無茶苦茶に良さそうです。いつもならば、ただ歩かされると、こどもは不平不満ばかりを言うのですが、このこどもの国では自分で前を歩いていきました。よほど楽しかったのでしょう。
お薦めの場所だと思います。
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