前から気になっていたのですがなかなか行く機会が無かった前野原温泉「さやの湯処」というところに行ってきました。ネット上の口コミサイトでは高得点を得ている施設です。何となく、「前野原温泉」と言われると、どこか草津の方の遠くの温泉という感じがしてくるのですが、実は板橋区にある日帰り温泉です。
電車で行くとすれば、都営三田線の志村坂上駅下車で徒歩10分、東武東上線の「ときわ台」駅から赤羽駅西口行きのバスに乗り前野町4丁目で下車という形になります。ちょっと、電車だと行くのが大変かもしれません。今回は車で環状八号線をずっと北上して行ってきました。
家は朝9時頃出たのですが、道はどこも空いていて、1時間ほどで現地に着きました。駐車場はそんなに広いわけではないように見えるのですが、全部で90台の車を停めることが出来るようです。まだ朝早かったこともあり、余裕で停めることが出来ました。
駐車場から玄関へと向かいます。全体的に和風な雰囲気になっていて、落ち着いた感じです。
玄関から中に入ると、そこには下駄箱がありますので、靴を入れてキーを引き抜きます。このキーはそのまま館内で持ち歩き会計に使えるようにバーコードが付いています。受付でこのキーを渡すと、バーコードリーダーで情報を読んで、受付が完了しました。料金はすべて後払いで、自動精算機で精算するというシステムになっています。料金は下記の通りになっています。
大人料金 平日 800 円 土日祝 1,000円
小人料金(小学生以下)平日 500 円 土日祝 700円
バスタオル フェイスタオル レンタル 300 円
受付が終わったあとは、そのまま男湯へと向かいました。まだ、館内も空いていますので、気持ちよく入浴できます。お風呂の種類はそんなに多いわけではありません。内湯は、「さやの湯」、「電気風呂」、「立ち湯」、「寝湯」、「座り湯」、「腰掛け湯」、「水風呂」、「掛け湯」、「熱気風炉(ドライサウナ)」という構成です。そして、外湯は「源泉風呂」、「露天風呂」、「寝転び湯」、「つぼ湯」、「薬草蒸し風呂」という構成でした。内湯は温泉ではありません。
この中で外湯の「源泉風呂」は源泉掛け流しになっています。お湯は黄土色で東京近郊ではちょっと変わったお湯の色ではないかなと思いました。この源泉風呂はそんなに浴槽が広くないので、5人も入ればいっぱいになってしまいます。中に入ると、ちょっと熱めで気持ちの良いお風呂です。でも、肌がヌルヌルするような温泉っぽさはあまり感じることができませんでした。泉質はナトリウム-塩化物強塩温泉ということでした。解説によれば「入浴することにより皮膚に塩分が付着し汗の蒸発を防ぐため保温効果にすぐれ湯冷めしにくいことから「熱の湯」といわれ神経痛、慢性リウマチ、冷え性などの症状に効果がある温泉です」と書かれていました。
一通りのお風呂に入ったあと、サウナと水風呂の往復を3回、最後に「薬草蒸し風呂」に入りました。
お風呂には1時間30分ほど入っていましたが、そのあとは、お腹もすいてきたので、食事処へと向かいます。先に購入したあとに、呼び出しを受けるための機械を受け取り、そして席を見つけて待っていると、さきほどの機械で呼び出され取りに行くというシステムになっています。値段はこの手の施設では標準的な値段なのではないかと思いました。
食事処の雰囲気も和風な感じで、ゆっくりとくつろげます。
中庭もあります。
そして、今回注文したのは下記の二品です。一つは今日のお薦めの「牡蠣フライ定食」です。
そして二つ目は「さやカレー(ミニサラダ付き)」になります。
本当にのんびりと出来て、気持ちの良い温泉でした。お薦めの施設です。
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