どこかドライブで手軽に行ける場所は無いかと探していると、埼玉県の川口市にあるSkipシティというところがあることを知って行ってみました。ここは元々はNHKの川口ラジオ放送所という施設があったところで、その跡地に産官学連携の再開発事業という形で2003年の2月1日にオープンしたそうです。
このSkipシティは、
・彩の国ビジュアルプラザ
・NHKアーカイブス
・埼玉県立産業技術総合センター川口支所
・ 埼玉県立生活科学センター(くらしプラザ)
・早稲田大学川口芸術学校
・川口市立科学館
などで構成されています。
ナビでSkipシティを探してみると、すぐに見つかりました。甲州街道をまっすぐにいったあと、新宿を越えたあたりで明治通りに曲がって、そのまま北の方向を目指すルートが指定されました。環状八号線あたりをまっすぐに北を目指すルートを指定されると思っていたのですが意外な感じです。
ナビに従い目的地へ
先日、葛西臨海公園に行くときに新宿界隈のゴミゴミとしたところをすでに通った経験があるので、今回ナビで指定されたルートでも何とかなりそうな気がしましたので、ナビの通りに行くことにしました。
明治通りを北上するあたりはあまり驚くことは無かったのですが、池袋駅のすぐ前を通り抜けるときには、まさかこんなところを通るとは思っても見ませんでした。土曜日だったのですが道はそんなに混んでいることもなく、池袋の駅前も無事に通り抜けることができました。
都電荒川線との併用軌道
その後、王子の方へと向かいます。ここでまた驚いたことに、都営荒川線との併用軌道に出てしまいました。生まれて初めて、路面電車の軌道の上を自分で運転する車で走ります。普通であれば、信号機の下にある矢印は青色なのに黄色の矢印がついています。教本でしか見たことが無かったのですが現物をまじまじと見てしまいました。私が走っているときには荒川線の電車はこなかったので、あまり緊張せずにすみました。
川口SKIPシティに到着
王子の駅前で荒川線の線路とも離れて、今度は川口を目指します。ナビは的確に道を指示してくれて、無事にSkipシティまでつくことができました。WEBで見ていた通りに、非常に立派な施設なので驚くばかりです。駐車場はどこにあるのかなと思いつつ、左回りに施設の周りを回ってみると、「P」のマークを見つけました。そのマークの方へ曲がってみると、地下駐車場へとつながっていました。地下駐車場へ行く道は少し狭いので運転には注意が必要です。
地下に着くと、高さ制限がおのおのの駐車スペースによって違うようで、一つ一つに制限高が書かれていました。ラフェスタは背が低いので、どこに停めても問題は無さそうです。一部の駐車スペースは2台の車を上下に停めるようになっているのですが、そこは使い方もよく判らないので、今回は立体になっていないスペースを選んで駐車しました。駐車スペースは広めだったので、隣の車にドアをぶつけてしまうような心配は無さそうでした。
ばんくるラーメン
地下一階にはそのまま施設の中に入るための入り口がありますので、そこから入ります。そして、1階のロビー階までエレベーターで上がってみました。何だか土曜日だというのに、恐ろしいほど人が少ないです。でもきちんと施設は営業しているようなので、少し安心しました。ロビーをうろついていると、家族からお腹がすいたという意見が出てきたので、レストランを探してみました、すると、違う建物の1階に「つぼ八」とラーメン屋さんがあります。今回は「ばんくるラーメン」というラーメン屋に入ってみました。
店内に入ってみるとまだ12時前だったためか、私たちだけです。店内はカウンター席と大きなテーブルの席がありました。木目調の感じです。メニューを見てみると、看板メニューの「ばんくるラーメン」が目に付いたので、これを注文してみました。600円です。
店内を見渡してみると、肉野菜炒めなどの定食ものも準備できるようです。10分弱待っているとラーメンが運ばれてきました。
何となくビックリするほどシンプルなラーメンです。味もごくごく普通の醤油味でした。普段、この手のラーメンは日高屋や幸楽苑で食べ慣れているので、ちょっと、600円は高いような感じがしてしまいます。
川口市立科学館(サイエンスワールド)
そして、川口市立科学館(サイエンスワールド)へと向かいました。こちらは、大人200円、小中学生は100円で利用することが出来ます。子どもは入り口から入ってすぐのところにある鉄道模型を見つけてそこに走って行ってしまいました。100円で5分間運転できるようになっています。
その奥には各種の実験コーナーがありました。見学している人が極端に少ないので、職員の人が手持ちぶさたにしています。もしかすると、見学している人の数よりも職員の人の方が数が多いかも知れません。各装置には特に詳しい使い方などは書かれていません。しかし、各装置の使い方は職員の方々が親切に教えてくれるので、じっくりと楽しむことが出来ます。
また、各コーナーでは時間になると職員の人が紹介をしてくれます。私たちは真空装置のところで説明を聞きました。マシュマロや風船、水などが装置の中に入っているのですが、この装置をドンドン真空にしていきます。すると、水が沸騰を始めたり、風船やマシュマロが膨らんだり、おもしろい現象を見ることが出来ます。あまり普段は真空の世界を見ることは無いので、このような展示は確かにおもしろいと思います。
彩の国くらしプラザ
サイエンスワールドで2時間弱を過ごしたあと、今度は2階にある彩の国くらしプラザにも寄ってみました。「消費生活をテーマにした全国唯一の参加体験型施設」となっています。ちょうど13時の「くらし探検シアター」が始まるというので、シアターの方へと向かいます。
くらし探検シアター
ここでは進行役のお姉さんと、映像の中に「くらっしー」というマスコットが出てきます。この「くらっしー」には驚きました。きちんと会場の状況によって反応が変わりますし、会場の人と会話をすることが出来ます。席に座っている人は全部で10人だったのですが、それぞれの人がどこから来たのかを答えると、「そうか、千葉県から来てくれたのか」などと、きちんと反応します。もう一人の人がマスコットの動きを操作しつつ声を出しているとしか思えません。
この「くらし探検シアター」については30分間程度で終わりました。そのあと、各展示の内容を見たあと、SKIPシアターはあとにしました。NHKアーカイブスにも興味があったのですが、ちょっと子どもが飽きてきたような感じなので、大崎公園というところにこのあとは行くことにしました。
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