3月下旬にMovabletype4.25がsixapart社から発表されていたのですが、今までアップグレードする時間が取れず、そのまま古いバージョンを使い続けていました。しかし、何故か、今日になってFirefoxから投稿出来なくなってしまいました。
公開日を指定するために「カレンダー」のアイコンをクリックしてもカレンダーが表示できなかったり、また、投稿欄そのものへの書き込みも何故か出来ません。IEから同じことをしてみると問題なく出来るので、これはFirefox自身のアップデートかアドインのアップデートで何かが競合したせいかと思います。
Firefox側の設定を見直しても良かったのですが、ネットで検索をしてもあまりヒントになるような情報が無く、手探りで対応をしていくと時間がかかりそうでしたので、MovableType自身のアップデートをこの機会に実施しておくことにしました。
まずは、MovableTypeがインストールされているディレクトリのバックアップです。従来であれば、さくらインターネットへTelnetでログインしてcpコマンドでバックアップを取っていたのですが、さくらインターネットではセキュリティ向上のため、Telnetが使用禁止になったので、sshクライアントをパソコンへインストールするところから始めます。今回はさくらインターネットで紹介されていた「index – Terminal Emulator Poderosa」をインストールしssh接続してみました。クライアントさえ導入すればあとはtelnetと同じ感覚で操作できるので便利です。
そして、MovableTypeのシステムメニューから「バックアップ」を選択して、フルバックアップもあわせてとっておきました。こちらはバックアップした内容を圧縮してパソコン側にダウンロードして保存しておくことが出来ます。
その後はMovableTypeのインストールディレクトリに4.25のファイルをFTPで上書きインストールして、mt.cgiをブラウザから起動しました。mt-upgrade.cgiに遷移したところでinternal server errorが発生して一瞬驚きましたが、mt-upgrade.cgiのアクセス権に実行権を与えていなかったことを思い出しftpソフトで操作をしたところ、無事にアップグレードは終了しました。
このエントリーはバージョンアップしてから初めて投稿する記事になりますが、何故か記事を書くときの感覚がサクサクとした感じになりました。まるで軽いテキストエディターに文字を書くときのような印象です。今回のバージョンアップで何か改良が実施されたのかもしれません。
変化と言えば、タグの欄にタグを書き込んでいるとき、以前であれば候補が自動的に表示されていたのですが、今回のバージョンでは表示されなくなってしまいました。そのほかの変化は今のところは判りません。新機能などはまだ使っていないので、これから色々と試してみたいと思っています。
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