先日、埼玉県の飯能市にある「あけぼの子どもの森公園」に行ってきました。ここは平成9年7月に「平成記念子供のもり公園」として国から指定を受けて飯能市が建設をして開園した公園です。最初は昭和記念公園にでも行こうかと言っていたのですが、小雨が降ってきてしまったので、目的地を変更しました。
何と言ってもこの公園はフィンランドの作家、トーベ・ヤンソンさんの童話「ムーミン」の世界を再現している公園でとてもユニークな存在です。私が子供の頃には、かなり頻繁にムーミンが再放送されていたので、非常になじみがあるのですが、最近、テレビでムーミンの再放送をやっていないでせいか、私の子供の世代はムーミンを知らないようです。そんな子供たちにどの程度、この「あけぼの子どもの森公園」が受け入れられるのか気になるところではあります。
私自身は10年近く前に1回ここには来たことがありますが、それ以来、2回目の訪問です。この間の2000年3月にムーミン屋敷の中で火事が発生したらしいのですが、すでに同じ年に修復作業が行われて公開が再開されています。
自宅を午前10時頃に出発して、新青梅街道をずっと西へ真っ直ぐに行き、国道16号線のバイパスで右折、アウトレットパーク入間の横を通り過ぎるルートが選択されました。まだ、午前中だったためでしょうか、アウトレットパーク入間(三井アウトレットパーク入間に行ってきた)の駐車場へ続く道はそんなに混んではいなかったようです。特に大きな渋滞にはまることはなく順調に、「あけぼの子どもの森公園」に到着しました。11時少し過ぎの到着です。
駐車場が満杯になっていることを恐れていたのですが、すぐに空いているところが見つかりました。ここの駐車場は料金が無料なのが助かります。もしもここが満杯であったとしても、道路の反対側の河原沿いに大きな駐車場があります。そして、車を停めたあとに、「あけぼの子どもの森公園」へと向かいます。
少し歩くと、園内の見取り図がありました。
10年ほど前に来たときと、園内はあまり変わっていないようです。そして少し歩いていくと、ムーミン屋敷が見えてきました。
ちょっと汚れているような感じもしますが、アニメで見たムーミンの家の様子がよく再現できていると思います。まずは、一番手前にある「子ども劇場」という建物に入りました。下の写真の建物です。ここには管理事務所が併設されています。
この建物の中は大きな広間などがあり、子どもが遊べるようになっています。樹齢100年以上の「ひのき」の丸太がドーム状の屋根を支える木造のホールです。小規模のコンサートや演劇もすることができます。
ホールの下の階は池の水音が響く不思議な空間になっています。
そして次に行ったのが「森の家」です。こちらは飯能産の西川材の「ひのき丸太」を縦に連ねて波打つような壁にしてあります。
この森の家の中はムーミン童話の作者、「トーベヤンソンさん」の資料を展示した資料館になっています。また、二階は図書室になっていて、ムーミンに関する本を読むことができます。
そして今度はムーミン屋敷へと向かいます。1階には暖炉がある「いこいの広間」、そして2階にはムーミン童話に出てくる仲間たちの小部屋があります。このムーミン屋敷の中は木のぬくもりを感じることができる、とても気持ちの良い空間です。ムーミンを知らない子どもも、いろいろなところに上っては遊んでいました。ちょうど同じ年代のたくさんの子どもが遊んでいたので楽しかったようです。
そのまま川沿いを歩いていくと、水あび小屋があります。この雰囲気、絶対にスナフキンがギターを弾いていそうな雰囲気があるのですが、残念ながら今日はいませんでした。
ぐるっとワンパク池の周りを回って、山側に行きました。すると今度は樹上の家があります。ここでも子どもが上にのぼって喜んで遊んでいました。
これで一通り、あけぼの子どもの森公園の中をまわったことになります。だいたい、2時間程度の時間でした。
すぐ近くにはカインズホームの飯能店もあったので、こちらにも寄って買い物をして、家に帰りました。
2009年3月1日現在のデータは下記の通りです。
開園時間:AM 9:00~PM 5:00
休園日: 月曜日(祝日の場合はその翌日)
年末年始の休園 :12月28日~1月4日
問い合わせ先 :
〒357-0046 埼玉県飯能市大字阿須893-1
TEL:042-972-7711 FAX:042-972-7220
コメント