セルフのガソリンスタンドは給油機や清算機など、必ず機械を使ってお金を清算するのだと思っていたのですが、郡山には今まで経験した仕組みではないセルフ式のガソリンスタンドがありました。
このガソリンスタンド、自動車を所定の場所に停めたあとに、まずお金を入れようと思っても、どこにもお金を入れるところがありません。仕方がないので、タッチパネルを使って、「レギュラー」、「満タン」を指定すると、静電気除去パッドに触れた上で赤色のノズルで給油してくださいという案内が流れました。お金を払わなくても給油が出来てしまうようです。
そして給油が終わった後にあたりを見渡しえ見ると、レジの人がこちらを見ています。あのレジに行って清算をすればよいようです。
特にレシートなどが出てくるわけでもないので、そのままレジへと向かいました。自分の車が停められているレーンの番号がたとえば5番だとすると、「お客様、5番でよろしいですね」と聞かれ、そうですと答えると代金をその場で請求されました。ここで現金を出して清算は完了です。
今まで色々なガソリンスタンドで給油をしてきましたが、給油が終わるまで一切代金を支払わなくても良いセルフ式ガソリンスタンドはこのお店が初めての経験です。じっくりと調べてみると、Wikipediaでは後払い方式が存在することが書かれている(ガソリンスタンド – Wikipedia)ので、そんなに珍しいものではないようです。給油機や清算機など屋外に設備をたくさんつけなくても良いので、初期コストが安くなるというメリットがあるのだそうです。
【2011/12/20追記】
先日行ったガソリンスタンドは給油機のところにクレジットカードやVisa Touchなどで精算が出来るようになっていました。このときは、Visa Touchを使って精算をしました。
Visa Touchは携帯電話を使って精算をすることが出来ますので、わざわざ財布の中からクレジットカードを出す必要も無く非常に便利です。本当は、クルマに設置しているETC装置を使って精算できれば最も早いのですが、有料道路の料金収受以外にはなかなか開放されないでしょう。
Visa Touchで精算が終わっているので、レシートが出てきても事務所に行く必要は無いだろうと思って、そのまま出発しようとしたら、事務所から店員さんが走ってきました。機械から出てくるのは仮の領収書で、事務所で本当の領収書に引き替えなければいけないのだそうです。
ガソリンスタンドによって本当に色々な精算方式があるので、なかなか難しいです。
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