2009年はゴールデンウイーク中の休みが5月6日(水曜日)まであります。でも冷静に考えてみると、子どもの日は5月5日であり、何故、5月6日が休みなのかが判らなくなってしまいました。
そこでネット検索をしてみます。すると、理由が判りました。2007年1月1日の祝日法の改正により、「国民の祝日が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い国民の祝日でない日を休日とする」という形になったそうです。
2007年の祝日法の改正
ちょっと判りにくい表現ですが、2006年以前は日曜日に国民の祝日が重なったときの振替休日は月曜日限定だったのですが、月曜日がさらにもともと休みだったときは、火曜日以降の通常日に繰り越しが出来るようになったそうです。
2009年は、
- 5月3日:憲法記念日
が、日曜日にあたるので振替休日の対象となり、
- 5月4日(月曜日) → みどりの日
- 5月5日(火曜日) → こどもの日
と休日が重なるため、5月6日(水曜日)が休日になるとのことでした。
NHKはゴールデンウイークとは言わずに「大型連休」と言う
今回、ゴールデンウイークに関して調べている中で、おもしろい話しを見つけたのであわせて紹介します。ゴールデンウイーク(黄金週間)という言葉は昭和27年から28年頃に映画界で観客を動員するための宣伝のために使われはじめたと言われています。しかし、NHKをはじめとする一部のマスコミではゴールデンウイークという言葉は使わずに、「大型連休」という言葉を使っているのだそうです。
当初は「ゴールデンウイーク」という表現を使っていたようですが、
- 「のんきに何日も休んでいられないのに何がゴールデンウイークだ」だという抗議の電話が来る
- カタカナ語・外来語はできるだけ避けたい
- 長すぎて表記の際に困る
という課題があり、また週休二日制の導入や祝日法の改正で飛び石連休が連続した休暇になったことなどもあり、大型連休という表現を使うようにしたそうです。(→NHK放送文化研究所)
あまり気にせずにNHKニュースを見ていたのですが、今度は「大型連休」という言葉を本当に使っているのかどうか、意識しながら見てみようと思っています。
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