東北自動車道を走ったときにサービスエリアでスマートインターチェンジというものを見付けたときのことを記事にしました。
スマートインターチェンジとは?
スマートインターチェンジというのはサービスエリアなどの既設の高速道路の施設にETC専用の出入り口を設置して、高速道路を使用する利用者の利便性を高くしようという試みです。地方部でこのスマートICは広がっていくのだと思っていたのですが、実は東京都内、中央自動車道の調布ICと国立府中ICの間にある府中BS付近に設置する計画があるのだそうです。
噂の東京マガジン
この計画のことを何で知ったかというと、噂の東京マガジンという日曜日の昼間に放送されている番組の「噂の現場」というコーナーです。5月17日に放送されました。
この番組によると、府中バスストップ付近の設備を活用して、一般道へつながる道を増設し、山梨方面に向かって高速道路へ乗るインターチェンジと、そして山梨方面から来た車が一般道路へおりるインターチェンジが出来るのだそうです。いわゆるハーフインターチェンジという形になります。
これで便利になるかなと思って番組を見ていたのですが、ちょうどこのスマートICが出来る付近に住んでいる住民の皆さんが大反対をしているのだそうです。確かに番組を見ていると、中央道の北側は競艇場があるものの、南側には普通の住宅街が広がっているようです。ここにインターチェンジが出来て車が増えると確かに周辺環境は悪化してしまうでしょう。
需要はどの程度か
私自身は中央自動車道を利用するときには調布インターチェンジを使用することがほとんどです。近郊区間の料金を払いたくないときには東八道路と日野バイパスを使って、八王子インターチェンジから中央自動車道にのります。従って、私自身にとっては、あまり府中BS付近にスマートICが出来たとしても、利用することはまず無いと思います。このインターチェンジ周辺に住んでいる人、もしくは競艇場の利用者の人がこのスマートICの利用候補者となるのではないかと思いますが、どの程度の需要があるのかが気になるところです。
【2021年5月21日追記】
意外と利用価値大
府中スマートインターチェンジは思っていたよりも利用価値が大きいです。特に中央道の上りを使っているときに、調布インターチェンジで渋滞の表示が出ているときによく利用します。
調布インターチェンジは国道20号に出られるようになっているのですが、新宿方面に出ようとするとその先の下石原交差点の混雑の影響で出口そのものが渋滞してしまっていることが多々あります。この調布インターチェンジでの渋滞が発生しているときは府中スマートインターから出てしまうことが多いです。
新座スマートインター
関越道でも新座スマートインターチェンジを設置する動きがあります。
こちらも利用価値が大きそうなので期待しています。
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