現在、政策で土日・祝日の地方高速道路は上限で1000円という値下げを実施していますが、これをお盆の平日にも拡大する方針を固め、まもなく発表することになったという報道がありました。お盆の時期に土日だけの限定としてしまうと、土日に高速道路の渋滞が非常に激しくなることを恐れての対応です。とは言っても、お盆の時期はずっと上限1000円になるわけではなく、平日では
8月6日(木)
8月7日(金)
8月13日(木)
8月14日(金)
に限定されます。2週間に分けているのは、1週間に混雑が集中することを防ぐための配慮です。
また、同じ週の月曜日、火曜日、水曜日は、バス・トラックの通行料金を半額にすることで、事業用車にも配慮する対応をしました。今回もETC車載器を搭載している自動車のみの対応であることには違いがありませんので、もしもこれから高速道路を使って長距離のドライブを検討している場合には、ETC車載器の購入もあわせて検討してみてはいかがでしょうか。
ETC車載器も一時期はどこに行っても売り切れという状況が続いていましたが、最近では楽天市場でも一時的に在庫が復活しているところを見かけることが多くなってきました。こちらの「【楽天市場】人気「ETC(自動料金収受システム)」の売れ筋ランキング-ランキング市場」で売れ筋の商品をトップから見ていくと、どこかは在庫が復活しているかもしれません。
また、今日のニュースを見ていると、ゼンリンデータコムとNEXCO東日本では携帯電話のインターネット接続機能を利用して高速道路の交通情報提供サービスを始めると発表しました。ドライブトラフィックという名前のサービスです。今年の夏休みには高速1000円による渋滞が深刻化する恐れがありますので、こちらのサービスもあわせて利用すると良いかもしれません。
こちら(本社|プレスリリース|プレスルーム|NEXCO 東日本)にニュースリリースが出ています。
【2009/07/18追記】
高速道路4社がお盆の期間の全国高速道路渋滞予測を発表しました。この予測によれば千円高速の政策の影響により、去年は331回だった10キロ以上の渋滞が704回に増えると予想しています。
また、30キロを超える激しい渋滞も去年は23回でしたが、これが66回まで増えると予測しています。実は今日から3連休が始まっていますが、初日の今日は中央道の下りなどで激しい渋滞が発生していました。このような状況がお盆の時期にも再現されるのでしょう。
なお、お盆期間については下りのピークが8月13日、上りのピークが8月15日になると予想されています。
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