スゴ録で録画されていた番組をチェックしていると、「夜のヒットスタジオ」が録画されていました。何かの歌番組つながりで自動的に録画をしていてくれたようです。どんな人が出演しているのかな?とチェックしてみると、どうも画面がぼやけた感じで、しかも画面が4対3の昔のサイズです。司会は吉村真理と南伸介が無茶苦茶に若い。これは何かとネットで調べていると、何と1975年の夜のヒットスタジオだったようです。
この回はテレビ新広島の開局記念ということで広島からの中継でした。
この放送そのものはフィルムで保存されていたのでしょう。ところどころ、フィルムが痛んでしまったらしく、画面が乱れるところがありました。たぶん今ではデジタル化されていると思いますので、これ以上の画面の劣化は進まないのではないかと思います。
また、客席の方からステージを撮っているカメラマンを吉村真理が呼び止めて紹介するような場面もありました。当時のハンドビデオカメラは、2人がかりで持ち運ぶようになっていて、一人がカメラ本体を持ち、もう一人は背負子のようになっている機械を担いでいました。この背負子をかついでいる人の方が紹介されていました。
カメラワークも非常に独特な場面があります。あべ静江が歌っているときに、あべ静江が客席の方へとおりていき、「ルールルー」と歌うのですが、その歌声にあわせて、下から上向きのアングルでカメラをユサユサと揺らす効果がありました。何だか酔ってしまいそうです。今では絶対にやらない効果なのではないでしょうか。
どこでどう放送された番組をスゴ録は録画したのかが気になったので、ネットで調べてみると、CS放送で放送されたようです。CS放送は契約をしていませんでので、きっと無料放送が行われたのでしょう。
この回については1975年10月20日放送分ではないかと思います。曲目は下記の通りです。
・小柳ルミ子「花車」
・山本リンダ「やけどしそう」
・殿さまキングス「女の慕情」
・千田彩子「あなただけの女」
・バン・バン「いちご白書をもう一度」
・あべ静江「私は小鳥」
・欧陽菲菲「風のしのび逢い」
・森進一「ああ人恋し」
ばんばひろふみの「いちご白書をもう一度」は見たことがあったのですが、バンバン、2人組での「いちご白書」はこの放送で始めてみました。何だかどの場面を見ていても逆に新鮮に思えてくるので不思議です。
放送の最後にプレゼントの募集を行っていたのですが、きちんと字幕で「現在は募集しておりません」と注意書きを入れていました。
こちらのフジテレビのcs放送では、俺たちひょうきん族なども再放送されているようです。フジテレビで昔放送していた番組をまた見たくなってきてしまいました。
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