砂川口の駐車場から国営の昭和記念公園を散策

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国営昭和記念公園

5月10日の日曜日に東京の立川にある国営昭和記念公園に行ってきました。こちらは昔、立川基地などに使用されていた場所を公園にしたところで、とにかく広大な土地をもっていることが特徴です。今回は車で現地を目指しました。

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砂川口の駐車場へ

五日市街道を西へ向かう形で行きます。そして中央南北線北詰という交差点を左、300メートル進んだくらいのところにある砂川五差路という交差点で右に進んでいくと、砂川口の駐車場入口が見えてきます。ここにラフェスタをとめました。料金は先払い方式になっていて普通車であれば820円になっています。朝10時過ぎと早めだったので、駐車場はまだあいていましたが、これより遅い時間帯だといっぱいになっていたかもしれません。

昭和記念公園の砂川口の駐車場

ほかにも立川口や西立川口にも駐車場があります。


砂川口でチケットを購入し園内へと入りました。入場料金は大人400円、小人80円です。

昭和記念公園の砂川口にある管理事務所

園内の地図が置いてあったので一部もらって、まずは「こどもの森」というエリアを目指して歩いてみました。地図ではそんなに離れていないように見えるのですが、実はものすごい距離です。砂川口から入ったところすぐのところにあるレンタサイクルを借りておいたほうが良かったかもしれません。

ポピー畑

歩いている途中でポピーの畑がありました。今回はまだ五分咲きだそうです。丘の上に全面的にポピーが植えられていて、五分咲きとは言ってもそれでも十分にきれいでした。

ポピーの御花畑

パークトレインも道路を走っていました。ほかの公園に走っているパークトレインよりもスピードが速いような気がします。パークトレインは人気があるようで、お客さんがいっぱい乗っていました。

パークトレイン

子どもの森

ひたすら歩いていくと、子どもの森に着きました。子どもは虹のハンモックというところに走っていってしまいました。大人は木陰にシートをひって陣取ります。この虹のハンモックはスケールがとても大きな施設で、大きなネットが張り巡らされています。ハンモックとしては日本一の大きさなのだそうです。

虹のハンモック

地底の泉(まいまいずの井戸?)

後方を振り返ると、地底の泉という施設もあります。多摩地区には「まいまいずの井戸」というのがあるのですが、なんだかこの井戸にも似た構造の施設です。穴の中心には小さな泉が湧き出していました。時期によって泉の深さが変わるのだそうです。そして、あまりにも泉が深くなってしまったときには入場が禁止されるらしく、入り口には柵も準備されていました。

地底の泉

子どもは虹のハンモック以外にも霧の森や太陽のピラミッド、そして雲の海などでも遊びまわって、この子どもの森エリアだけで2時間近くいました。さんざん子どもは遊んで飽きてきたところで移動です。途中でランチを食べつつ歩いていきます。ため息が出るほど、本当に園内は広いです。

歩道とサイクリングロードは分離

また、とても感心するのは園内の道路の設計についてです。きちんと、歩行者と自転車を分離するように設計されています。歩行者が歩くところと自転車が走るところが交差するときには立体交差になっています。これはどちらの通行にも影響を与えないように配慮したのでしょう。なんだか都心部の道路のような親切な設計です。

サイクリングロード

またサイクリングロードを見ていると、ロータリーを設けていて、そこで一回転しながら自分が行きたい方向に曲がることができるように設けられた設備も何箇所かに設置されていました。

サイクリングロードのロータリー

パターゴルフ

今度はパターゴルフが見えてきました。ゴルフの練習にもなりそうなので、ここのパターゴルフに子どもと一緒に挑戦してみることにしました。きちんと天然の芝生になっていて、全部で18ホールあります。

パターゴルフの案内板
昭和記念公園のパターゴルフ場

だいたいのホールはパー3に設定されています。値段は18ホールで1人1580円(ハーフの9ホールだと840円)、クラブ(パター)やボールは貸してもらううことができるので、手ぶらで行っても大丈夫です。たくさんの人がパターゴルフを楽しんでいましたが、特に事前の予約などは必要なく、行って受付をすれば楽しむことができるようです。ホールに行ってみると「INとOUT」という表示がありました。恥ずかしながらよくわからなかったのですが、第一ホールがOUTの方にあったので、OUTのホールからまわりました。

OUTとINの意味を家に帰ってから調べてみると、クラブハウスから出て(OUT)1番ホールに行って、最後の18番ホールが終わった後にクラブハウスに入る(IN)なので、OUT⇒INの順番で回るというのがゴルフ場の慣例になっているとのことです。

パターゴルフでは子どももすごく頑張って、私とはいい勝負になりました。どうしてもグリーンの上をボールを追いかけて走ってしまうので、グリーンの上で走ると凹んでしまうから駄目だよ!と声をかけるのが大変でした。パターゴルフは子どもも気に入ったようです。

バーベキューガーデン

続いて、ボートに乗ろうということになり、さらに歩いていくと、右手にバーベキューガーデンが見えてきました。こちらはたくさんの人でにぎわっていました。また、バーベキュー広場の手前はお花畑になっていて、たくさんの花が咲いています。こちらもとても綺麗でした。

バーベキューガーデン前の御花畑

水遊び広場

さらに歩いていくと、右手に水遊び広場が見えてきました。ここは夏になるとレインボープールとして賑わうところだと思うのですが、その一角がこの時期でも開放されているようです。子どもがここで遊びたいと言うので、ここでまた休憩です。この水遊びができるエリアについては公式サイトでは下記のように説明があります。

大小さまざまな、面白さいろいろなプールが3つも集まった水あそび広場。回転噴水が冒険心をかきたてる冒険プール(水面積1490m2)、カラカラまわる水ぐるまがあるモニュメントプール(水面積100m2)、ちびっ子でも安心な幼児プール(水面積240m2)はお魚の噴水が大集合。水あそび広場、全部合わせて3つのプール。楽しみ3倍!!しかも春と秋に利用可能。(プール期間中は有料エリアとなります)

昭和記念公園の水遊び場

やはりプール営業期間中は有料エリアになるということです。結局は子どもはここでもはまってしまい、結局は1時間以上遊んでいました。ここで時計を見ると、もう16時が近づいてきてしまいました。もう、そろそろ帰らなければいけない時間です。とても園内をくまなく楽しむことは1日では到底できません。ボートに乗るのもまた今度ということにして、また延々と砂川口の方向に向かいました。

みんなの原っぱ

途中、みんなの原っぱが見えてきます。ここは何度きても、とても印象的な広場だと思います。広場の真ん中には大きな木が植えられていて、なんだか昔の日立製作所の「このー木なんの木、不思議な木」の歌を口ずさみたくなってしまうような光景です。

昭和記念公園のみんなの原っぱ

こもれびの里

その後、「こもれびの里」というエリアに迷い込んでしまいました。昭和30年代の武蔵野の農村の雰囲気を再現したのだそうです。でも、なんだか「DASH村」のような雰囲気も漂っているところが不思議です。「こもれびの里 DASH村」をキーワードにして検索してみるとたくさんのページがヒットするので、同様の印象を持っている人がたくさんいらっしゃるようです。

こもれびの里

結局は午前10時を少し回ったころから、午後の4時過ぎまで、こちらの昭和記念公園にいました。本当にこれだけの時間では遊びきれません。とてもすばらしい公園だと思います。また、子どもをつれて来てみたいと思います。

国営昭和記念公園公式ホームページ
国営昭和記念公園は昭和58(1983)年に開園した東京都立川市・昭島市にまたがる国営公園です。春にはサクラやチューリップ、秋にはコスモスや紅葉など、一年を通してお楽しみいただけます。

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