東芝の8月10日のニュースリリースで、ブルーレイディスクアソシエーション(BDA)への加盟申請を実施したことを発表しました。東芝といえば独自のHD-DVD方式でブルーレイディスクと戦っており、特にパソコンへの搭載分野ではHD-DVDで標準化することも企てていました。
しかし、その後はブルーレイディスクのシェアを巻き返すことが出来ずに、HD-DVDからの撤退・解散を発表するに至っていました。
その後、HD-DVDが使用できるXBOX-360用のドライブが投げ売りされて、私もそのあまりの安さに購入したりもしています。
それからは東芝はHD-DVD事業からの撤退を粛々と進め現在に至っていましたが、さすがに次世代DVD無しに今後の競争を勝ち抜いていくことは難しいと判断したのでしょう。
今回の東芝からのニュースリリースを見るとHD-DVDのことについては一切触れていませんでした。
★東芝:ニュースリリース (2009-08-10):ブルーレイ・ディスク・アソシエーション(BDA)への加盟申請について
もう、HD-DVDについては忘れてしまいたい過去なのでしょうか。
まずは年内を目処にBDプレーヤやBDドライブを搭載したノートパソコンの発売を目指すそうです。ブルーレイディスクのドライブについては、かなり安くなってきているのと、ハードにドライブを搭載する上でのインタフェースについては特殊なものではないので、そんなに苦労することなく製品を発売することが出来るものと思います。
【2009/09/06追記】
東芝のブルーレイ関連商品が発売される日程が公開されました。まず11月に再生専用機を米国で発売したあと、欧州や日本でも順次投入するとのことです。米国での希望小売価格は250ドル弱を予定しています。日本円にすると2万3000円前後といったところでしょうか。
さらにパソコン関連商品としてもBDの録画や再生機能をもったノートパソコンを欧州、中東、アフリカで年内に発売します。日本では年度内の発売を目標にしているようです。
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