2009年8月30日の衆議院総選挙では民主党が圧勝

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民主党-新聞

今日、8月30日は衆議院の総選挙です。私自身は今日は午後7時過ぎに自宅に帰ったあと、急いで近所の投票所に向かって投票してきました。

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開票速報を見る限り民主党の圧勝か

現在、開票が進んでいますが、開票速報などを見ていると、民主党の圧勝が間違えなくなってきました。8時頃から開票速報を報道する番組が始まりましたが、始まった途端に当選確実や落選などのニュース速報が次々に流れました。選挙管理委員会が選挙の開票状況を発表する前に個々のマスコミで取材した出口調査の結果などをもとに報道をしているのでしょう。例年、当選確実の報道が間違っていたなどがあとから問題になることも多々ありますが、今年はどうなることでしょう。

当確の議席数で大差

現時点、asahi.comの速報を見ていると、民主党が279議席を確保したのに対して、自民党はたったの67議席しか確保していません。事前に民主が圧勝ということ自体は、新聞などのマスコミで噂されてきたことではあるので、特に驚くことはありませんが、実際に民主党が政権を握ったときに、マニフェストに書かれているような政策が本当に実行できるのか否かがもっとも気になります。

(話しは変わりますが、asahi.comの開票速報の画面はとても見やすくて驚いてしまいました。自動的に画面が更新されていって、衆議院の議席数がどうなっているのかをビジュアルに確認することが出来ます。ほかのマスコミが単なるバーグラフなどで表現しているに対して朝日は人生ゲームのクルマの上に乗せるような形をした人が万歳をしたあとに議席に付いていくという懲りようで驚いてしまいました。朝日新聞社ではこの選挙に向けてずっと仕込んできたのでしょうか)

課題は山積み

高速道路無料化、年金関係、少子化、子ども手当、消費税の扱いなど問題は山積みです。どれもこれもを満足するような政策にするとすぐに財源の問題になってしまいます。税金の無駄遣いをやめるというのも、小泉内閣が進めたような天下りの公益法人を廃止する等、徹底して政策を進めていかなければいけませんが、色々な荒波を乗り越えてそこまでの実行力がある人がいるのか否かも気になるところです。

明日からすぐに何かが変わるというものではないことは十分に判っていますが、早い時期に政権が変わったことの変化を国民が感じ取ることが出来ないと、また国会が不安定になってしまうのではないかと心配です。

せっかく、日本経済も株価の回復が徐々に進んできているところなので、ここで変なことになってしまうことだけは避けて欲しいと思っています。株式市場は今回の政権交代をどんな形で評価するのでしょうか。すでに民主党圧勝という雰囲気が漂っていたので、株価には織り込み済みなのではないかとも思いますが、明日の株価の推移にも注意が必要です。

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