「ちょうどよい」サイズのホンダ フリードのハイブリッド車が人気

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 ミニバンは相変わらず日本では人気があります。そこそこのサイズでたくさんの人数が乗ることが出来るということで、いざというときの安心感があるためでしょうか。

 そんな日本で人気のあるミニバンについては、ハイブリッド車があまりありません。もしかして、トヨタのエスティマハイブリッド程度しか発売されていないのではないでしょうか。

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「ちょうどよい」フリード

 そんなミニバン試乗ではホンダでは「ちょうど良い」を合い言葉にして、フリードが販売を伸ばしています。そんなにクルマのサイズは大きくないのですが、フィットなどで培った技術を駆使して、広い室内を実現しました。日産ラフェスタなどでは3列目シートは窮屈で、本当に緊急用というイメージなのですが、こちらのフリードについてはそれなりに使うことが出来る3列目シートを実現しているようです。

 このフリードについてはハイブリッド車がそろそろ発表されるのではないかと噂されていたのですが、9月7日にとうとう2011年をめどにフリードのハイブリッド車を設定すると発表されました。ミニバンの中でもフリードは燃費が良い部類なので、これがハイブリッド車になると、どれくらいの燃費をマークすることが出来るのか非常に興味があります。

 たとえば、こちら(Think tomorrow: フリードの燃費)の記事を見ると、平均燃費が16Km/L前後と報告されています。この燃費はかなり好成績だと思います。

 HONDAはフリードのハイブリッド車を発売することを明らかにしますが、他メーカーについてはどんな動きになるのでしょうか。日産におけるフリードの対抗馬はセレナということになると思います。このセレナもエコカー減税対象車ですので、減税制度が始まってからかなり売れ行きが好調のようです。

 しかし、日産ではハイブリッド車よりも電気自動車に力を入れているところもありますので、セレナのハイブリッド車が発売されることは無いでしょう。電気自動車で日産のセレナのよな車種が出来れば、それなりの需要はあるのではないかと思います。日産の次の一手についてはそ動きです。

【2022/01/16追記】

トヨタの動き

 トヨタはフリードと同じクラスのミニバンとして、シエンタを前面に出しています。こちらも街中ではよく見かけます。同じくハイブリッドを設定していて燃費も良いです。

 トヨタやホンダはハイブリッド車の車種を充実させています。一方で、日産については同じハイブリッドでも、ガソリンエンジンで発電機を回して電気を起こし、車の動力は全てモーターだけで走る方式で車種を充実させています。

 これから先、二酸化炭素を減らすために、ガソリン車撤廃の動きも出ている中、どんな方式に収斂されていくのか、とても気になります。

【2024年6月4日追記】

フリードのモデルチェンジ

 ホンダは2024年6月にフリードのモデルチェンジを予定しています。もともと、フリードはモビリオの後継モデルとして2008年5月に登場しました。二代目のフリードは2016年9月に登場しています。そして、今回発売されるフリードは三代目という位置づけです。

 今回発売されるのは2モデルあります。

  • 上質で洗練されたデザインの「エアー」
  • 力強く遊び心にあふれる「クロスター」

 両モデルとも3列シートの6人乗り仕様が基本、エアーは3列シートの7人乗り、クロスターには2列シートの5人乗りがラインナップされます。再び、人気が出るのではないでしょうか。

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