縦に長くなった新しいApple iPod nano 16GBを購入

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 昨日、アップルから新しいiPodの発表がありました。その中で、最も進化していたのが、iPod nanoです。

 単なる携帯音楽プレーヤーの域を簡単に超え、ビデオカメラやFMラジオ、万歩計などの機能を一気につけてしまいました。その上、価格は従来のモデルよりも大幅に下がっています。いくら、フラッシュメモリの値段が下がっているからといえ、この劇的な値下げには驚いてしまいました。16GBモデルが1万8千円弱で入手できてしまいます。

 どうせ、ポータブルプレーヤーのおまけビデオカメラだから、そんなに画質は良くないだろうと勝手に思っていたのですが、Youtubeに掲載されたビデオを見てみると、その鮮明さには驚いてしまいました。

 これならば、家族の記念で保存用のビデオをとったとしてもそんなにおかしくないような気がします。スペックを確認してみると、「H.264 VGAビデオ: 640 x 480、毎秒最大30フレーム、AACオーディオ」となっています。大画面テレビで見ると画素が粗く見えると思いますが、ポータブル機器で視聴するには十分なスペックだと思います。出かけた先でビデオを撮影して、Youtubeにアップロードし、それをブログで紹介するということも簡単にできそうです。

 しかし、少し不思議なことは ビデオカメラ機能が内蔵されているのに、静止画カメラの機能がついていないことです。こちらのブログ(15種類のエフェクト付きビデオカメラ内蔵の新「iPod nano」=なぜ静止画は記録できないのか | Apple News | Tsugawa.Tv)によれば、下記のように技術的に組み込むことが出来なかったというのが本当のところのようです。

NYTによると、Appleのスティーブ・ジョブズ氏は、新Nanoが動画しか撮影できない理由について、それは技術的な問題であり、近年、ビデオ録画用のセンサーは非常に薄くなってきたものの、静止画を記録するためのセンサー、特に、高画質を維持しながら「iPhone 3GS」に搭載したようなオートフォーカス機能を備えるセンサーは、「iPod nano」に組み込むには厚みがあり過ぎると答えたということです。

 バッテリーの持続時間は、音楽再生が従来のiPod nanoと変わらず24時間、動画再生は1時間伸びて5時間になりました。もう少しバッテリーで長時間動いてくれた方が良いことは間違えありませんが、このサイズの本体であれば十分な再生時間だと思います。

 ラジオの方も単にチューナーを付けましたというレベルではなく、ラジオを聞いている最中に用事が出来たときには一旦中断ををして15分以内の中断時間であれば、続きから再度聞くことが出来る機能が搭載されました。DVDレコーダーでは当たり前のように付いている機能ですが、このようなポータブルプレーヤーでは全く新しい機能ではないでしょうか。

 通っているスポーツクラブではテレビの音声をFMトランスミッターで館内に飛ばしています。従って走ったりしているときにはFMラジオが必要なのですが、これがあればうまく使うことが出来そうです。歩数計が付いているので、その日にどの程度の運動をしたかを簡単にチェックできるのもスポーツクラブでは嬉しい機能だと思います。

 機能を確認しているうちに完全に欲しくなってしまって、さきほど、楽天市場で購入の手続きをしました。発送日等はまだ判りませんが、届いたら使い勝手も報告したいと思います。

【2009/09/11追記】

 購入した楽天市場のお店から商品を発送したという連絡がありました。購入時点では「予約受付中」という表示でしたので、発送までに時間がかかることを覚悟していたのですが、素早い対応で感謝しています。ヤマト運輸で発送されたようなので、明日の午前中には商品が届くと思います。商品が届いたらまたレポートを追加したいと思います。

 ネットで検索をしてみると、すでに入手された方もたくさんいらっしゃるようです。

 ★幻想の翼:iPod nano 5th
 ★新型nano到着! – Yan’s blog(物欲日記)

 評判も良さそうですね。これならば、ヒット作になるのではないでしょうか。

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