iTunes9にアップデートしたあと、iPhone 3Gをパソコンに接続し、今度はiPhoneのOSを3.1にアップデートしました。従来のモバイル機器もOSやファームウェアなどがアップデートされる場合はありましたが、:どちらかというと脆弱性対策がメインで、大きな機能向上などを含むようなアップデートは少なかったと思います。
ところがアップルの機器を利用していると、次世代型の機種で使える機能がアップデートによって従来の機種でも使えたりするので、とても利用者にとって良いと思います。
今日、新しいOSに更新して一日使ってみた感じだと全体的には更に安定してきて、もたつきなどを感じる瞬間が少なくなりました。(iPhoneはハードとOSの両方の組み合わせがAppleで検証されているので、安心してアップデートできる点がとても嬉しいです)
iPhone3GおよびiPhone3GSに有効なアップデート
地道にOSの中のソースコードが見直されているようです。新しく発売されたiPhone 3GSだけではなく、従来の3Gのユーザーも新しいOSの恩恵にあずかることが出来るというのはとても良いことだと思います。
日本の携帯電話はOSの上でアプリケーションが突然落ちたりといった不安定さに出会うことはまずありませんが、その代わり、余程のセキュリティ問題でも無い限りは定期的なOSのアップデートといったこともなく、あとから新機能を享受できる可能性も極端に低いです。それに比べると、iPhoneを使っているだけで定期的にOSがアップデートされて機能が改善されることはとても嬉しいことです。
iPhone OSの方は今までのように急にメーラーが落ちたり、safariが落ちたりといったことも今日はまだ遭遇していません。
しかし、app storeのアプリを立ち上げて検索をかけたときにアプリが落ちるといった今までは無かったトラブルが出るようになりました。検索する文字にも依存するようで、日常的に発生するわけではないので、特に大きく困るようなことはありません。
iOS ver3.1におけるバージョンアップ内容
今回のVer3.1へのアップグレードでは下記の点が改善されていることが、アップルの公式サイトでアナウンスされています。
iPhone OS 3.1に含まれるその他の新機能とアップデート:
(アップル – iPhone – iPhone 3.1ソフトウェアアップデートの新機能。)
- 音楽、ミュージックビデオ、Podcast、写真のシンク機能の強化 1
- iTunes Uコンテンツの整理 1
- iTunes Card、コード、ギフトカードをApp Storeで使用可能
- iTunesアカウントの残高をApp StoreとiTunes Storeで表示
- メールとSMS/MMSに含まれるビデオをカメラロールに保存
- Bluetoothをオンに設定したiPhone 3GのWi-Fiパフォーマンスが向上
- MobileMeを使ってiPhoneを遠隔操作でパスコードロック
- Bluetoothヘッドセットで、iPhone 3GSの音声コントロールを使用
- 電話番号をキーパッドにペースト
- ホームボタンを使ってiPhone 3GSのアクセシビリティ機能をオンに設定するオプション
- Safariで詐欺目的のウェブサイトにアクセスした時に警告を表示(フィッシング防止)
- Exchangeカレンダーの同期と会議出席依頼の処理を改善
- 一部のアプリケーションアイコンが正しく表示されない問題を修正
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