民主党は公約としてマニフェストで高速道路原則無料化を主張していましたが、9月2日の報道ステーションで、「渋滞が起きる発生箇所においては有料区間を残す」と馬淵議員が明言したそうです。
私自身は全線無料化してしまえば高速道路にたくさんのクルマが入ってきて、渋滞が発生する区間が今以上に激増することが怖かったので、全線無料化しない方が現実的だとは思いますが、こうやって渋滞しそうなところの料金徴収を実施することを前提にすると、現在実施している高速1000円とそんなに変わらなくなってしまうような気がします。
民主党は有料化区間を残す腹づもりがあるのであれば、どこの区間を有料化してだから現在よりもこれだけの削減効果があるときちんと説明すべきだったのではないでしょうか。
実際問題、この高速道路原則無料化に魅力を感じて票を投じた有権者も多いと思うのですが、言いにくいことは政権を取ってから明言する民主党のやり方は汚すぎるように思います。「原則」という言葉をつけているから、有料になる区間が残ってもおかしくないと主張するのでしょう。「全部無料化するとは言っていない」という弁明もしているようです。いい加減な党です。こんな形で有権者を騙して良いのでしょうか。
今回の件は些細なことかもしれませんが、民主党が政権をとったことが腹立たしくなってきました。国民に耳障りが良いところだけを強調して政権をとってからすぐに自分に都合の良いことばかりを言い始めているのではないでしょうか。一事が万事という印象もあります。結局は政権をとっても、財源確保等の現実を直視したときに出来ることが限られてしまい、結局は中途半端になってしまう感じがしてなりません。
民主党もこんなにいい加減なことをしていたら、すぐに解体しなければいけません。選挙前に言っていたことと、あまりにも違うことを言い始めたら、きちんと取り締まることは出来ないのでしょうか?このようなことが積み重なると、やがて世論が盛り上がってくるのではないかと思います。そのとき、民主党がどんな形できちんとした舵取りをするのかにもっとも興味があります。
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