今回は埼玉県の「ふじみ野市」にある天然温泉「真名井の湯」大井店というところに行ってきました。川越街道を都心から川越の方に走っていき、「ステーキのけん」が見えたら、そのすぐ先を右に曲がっていったところにあります。自宅を出る前にストリートビューで予習しておきました。
この「ふじみ野」周辺はお風呂の激戦区ですね。先日行った、「彩ゆ記」(「むさし野温泉 彩ゆ記」に行った)ともかなり近いところにあります。
営業時間は朝の9時からということでしたので、10時頃の到着を目指して家を出ました。カーナビは環状八号線を北上するように指示してきましたが、環状八号線までは出ないで、武蔵境の真北あたりずっと進んでいって新座辺りに出るようにして行きました。そこからは川越街道になります。
途中であまり渋滞もなく、だいたい狙い通りの午前10時に現地に到着しました。しかし、駐車場にはかなりの車が停まっています。朝からなかなかの人気のようです。
駐車場の端っこの方にまとまって空いているところを見つけたので、そちらにラフェスタを停めて、建物の方に向かいました。まずは土足を入れるロッカーですが、こちらは100円玉が必要なタイプです。もちろんあとから100円は返却されます。
そのまま中に入っていくと、受付が何だかずっと奥の方にあります。受付の配置が非常に悪い上に、この受付にいた男の若い人の対応が実に悪い。
・受付まで行ってみると、自動券売機がもっと手前の玄関側にあるので、そちらで券を買うように言われる
・会員になりたいので券売機の周りを見渡してみると数メートル離れたところにある記入台があるので、ここで書類に必要事項を書き込み受付に行くと、また自動券売機を指さして、100円の券を購入するように言われる
・自動券売機まで行って100円の券を買いまた受付に行くと、今度は会員カードを発行して、また券売機に戻って券を購入するように言われる
・会員カードを使って券売機で必要な券を購入し、再度受付に出すと、今度は受付完了
この受付のシステムをもう一回見直すことと、店員の再教育は必須のような気がします。
初っぱなから頭にきつつ、券売機の横を見てみると、お得なセット券の案内がありました。
下記の3種類がセットになっていて、値段は1300円です。
・入浴 (土日祝 700円相当)
・岩盤浴 (土日祝 700円相当)
・食事一食分(600円前後の価値?)
入浴と食事だけでも元が取れそうなので、こちらのセット券を購入しました。券は入浴の券と食事券の二種類が券売機から出てきます。入浴券を受付で出すと、岩盤浴セットとロッカーのキーをくれます。そして、「岩盤浴は初めてですか?」と聞かれ、「初めてだ」と答えると、少し面倒くさそうに解説を始めます。とにかくひとっ風呂あびたあとに岩盤浴の館内着を着て2階に行けばよいようです。
脱衣所に行ってロッカーキーの番号で指定されたロッカーへと行き、お風呂に入る準備を進め浴室へと向かいました。カランの数も十分にあって、これならば待ち行列が出来る心配も無さそうです。内風呂のスペースはかなりゆったりとしています。内湯は温泉ではありませんでした。でも、一番大きな浴槽に付いている水温計が機能していませんでした。特に故障中という表示も無かったので、お湯の温度をチェックしていないということでしょうか。ちょっと気になります。
サウナも大きく、また水風呂も大きいです。サウナの室内にはテレビが付いています。今回は「笑っていいとも」の総集編が放送されていました。
一方で露天風呂のエリアは少し細長い感じで、あまりスペースが広いとは言えません。炭酸泉や岩風呂、壺風呂があります。炭酸泉はあまり浴槽が大きくなく、ずっと入っている人が数人いて、とうとう入ることが出来ませんでした。岩風呂などは源泉掛け流しの天然温泉になっているようです。こちらは茶色っぽい色がお湯についていて、肌が少しヌルッとした感じになります。
一通りのお風呂に入ったあと、脱衣所で館内着を着て、今度は2階にある岩盤浴に向かってみました。岩盤浴は下記の部屋に分かれています。
・岩塩房(男女兼用)
・薬石岩盤房(男女兼用)
・薬石岩盤房(女性専用)
・クールルーム(男女共有)
ここの岩盤浴は今一歩です。室内の温度がそんなに高くないのです。時間をかけてずっと部屋の中にいると、徐々に汗が出てきますが、ほかの岩盤浴の施設みたいに、効率的に汗をかける感じがしません。岩塩房が少し室温は高いような気がしましたが、それでもちょっと汗をかくには温度が低いような感じがしました。
岩盤浴の室内はかなり広いのですが、その中で利用している人は1人か2人くらいしかいませんでした。時間をかけてずっと長い時間を過ごすのであれば、この程度の温度が良いのかもしれません。一応、パンフレットが置いてあるのですが、
・岩盤石に腹ばいで5分
・岩盤石に仰向けで10分
・休憩5分
以上を2回から3回繰り返す
というのが岩盤浴の入り方になります。岩盤浴室内にはテレビなどは一切無く、また私語禁止等の張り紙でマナーも徹底していて雰囲気はとても良いので、是非、今後は改善して貰えると良い施設になるのではないかと思います。
そしてお昼の時間になったので、食事券を持ちつつ、食事処に行ってみました。この食事券で食べることが出来る専用のメニューがありました。結構、色々なメニューが準備されています。
この中からチキン南蛮定食、チキンガーリック定食、そして子どもはラーメンを頼んでみました。
食事処から窓の外を見ると下の写真のような感じです。すぐそこには駐車場が迫っているのですが、うまく植木で隠してあるので、そんなに雰囲気が壊れていません。
この施設、全体的にはよく出来ていますし、またセット券も大変にリーズナブルな値段だと思います。もう少し施設の運営面を見直すことで、もっとたくさんの集客をのぞめそうな気がします。
【2014/09/29追記】
こちらの温泉施設に設置してあった「パスカル健康房」という減圧室で利用客が2名死亡したという報道がありました。
約5年前に設置された装置で、内部には8人がけの椅子があり、気圧を高度3500メートルと同程度に自動的に減圧する仕組みになっています。そして、利用後約45分後に自動的にドアが開く構造になっていて、新陳代謝や血行促進に効果があるとされています。
現在、公式サイトに接続できない状況なので本日からの営業がどのようになるのかは確認することができませんでした。
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天然温泉「真名井の湯」大井店に行きました
埼玉県のふじみ野市にある天然温泉真名井の湯大井店というところに行ってきました。…