山中湖平野温泉「石割の湯」で日帰り入浴

道志川沿いの道、「道志みち」をラフェスタで走って、「道の駅どうし」に着いたあと、今度は山中湖平野温泉「石割の湯」というところに行ってきました。道の駅どうしから石割の湯までは車で十数分の距離でした。

事前にネットでこの日帰り温泉施設のことを調べていると、とても混んでいるという情報があったのですが、この日は土曜日の午後１時過ぎでもそんなに混んでいませんでした。第一駐車場、第二駐車場といった形で、いくつかの駐車場があるようですが、問題なく第一駐車場に停めることが出来ました。

「道の駅どうし」で貰った「るるぶFREE　山梨」という小冊子にクーポン券がついていて、このクーポン券を使うと入浴料金が１０％引きになります。普通に入れば大人７００円、学生５００円、小学生２００円という料金体系になっていますが、クーポン券を使うと大人であれば６３０円になります。玄関から入ったところに自動券売機があるのですが、こちらで１０％割引券を購入し、受付にクーポン券と券売機で購入したチケットを差し出します。（祝日などの繁忙日を除く水曜日はレディースディで女性は５００円になるようです）

そのまま中に入っていくと、まずは農産物直売所や売店があります。

また、中庭があったりもして、おもしろい建物のつくりになっています。

脱衣所のロッカーは１００円玉が必要ですが、使ったあとには１００円は返却される方式になっています。このロッカーのキーはゴムを手に巻いて、お風呂に入る形になります。

お風呂の方は、内湯は源泉のままの少し冷ための湯船と加温した湯船があります。ここのお湯の特徴については下記のように紹介されていました。

石割の湯は沸出口において弱い硫黄臭を放つ温泉であり蒸気残留物が221mg/Kgというマイルドな硫酸塩泉系の単純温泉である。しかし極めて特徴的なのは水素イオン濃度が10.0と非常に高いアルカリ性を有しているということであり田中式温泉液性分類によるpH9.5以上の高アルカリ性温泉で成分的にはマイルドでアルカリイオンだけ高い温泉は世界的に見ても極めてユニークな泉質の温泉である。

加温した湯船の先には、打たせ湯もありました。源泉のままの冷たい湯船の方は水風呂でもありませんし、かといって普通の「ぬるめ」の温泉よりはずっと冷たいので、何となく変な感覚です。

サウナもあるのですが、かなり部屋は小さいです。下段と上段があるのですが、無理矢理詰めて入ると６人、でものんびりとはいるのであれば、４人が限界でしょう。１２分計はついていますが、それ以外の設備は特にありません。テレビも付いていませんし、砂時計もありません。また、サウナから出たあとには、さきほど紹介した源泉のままで、かなりぬるい湯船に入り火照った身体を冷やすのですが、今一つ冷たくないので、身体がキリッとしないのが非常に残念です。

カランはかなりたくさんあります。この日はすいていたので、カランの数は十分のように見えました。また、露天風呂については２箇所にあります。一つは少し小さめの岩風呂、そしてもう一つはゆったりとした檜風呂です。岩風呂の方は少し熱めの温度に設定されています。そして檜風呂はぬるめの温度に設定されています。檜風呂の方は大きな湯船でのんびりと入ることが出来るので実に気持ちが良いです。