オートマ車での坂道発進

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坂道

 教習所では坂道発進のときには停止したところでサイドブレーキをかけて、発進時には右足でアクセルを少し踏んでエンジンの回転数を上げた後にサイドブレーキを解除する方法を習いました。

参考程度に右足をブレーキから離したあとすぐにアクセルを少し踏み込む方法も教わりましたが、検定のときに坂道発進でバックしてしまうと減点や検定中止になってしまうので、あまり積極的にはこの方法を推奨していないそうです。

 アクセルを離した教習車は日産ブルーバードシルフィのオートマ車で、左手でギュッとサイドブレーキをかけるタイプのクルマだったのですが、現在乗っている日産ラフェスタはサイドブレーキが左足で踏み込んでかけるタイプなので、坂道発進のときに使用するのには少々不便です。サイドブレーキを解除するのはギュッと踏み込まなければいけないので、タイミングをあわせにくそうなので敬遠しています。


 日産ラフェスタでは省エネのためにアイドリングのときのエンジンの回転数は1000回転をかなり下回っています。普通の坂道であれば、クリープで前進しようとする力がかかるので発進時に後ろに下がる心配は無いのですが、スーパーの屋上駐車場に続く坂道のような急坂だと、どうしてもクリープで前進しようとする力よりも後ろに後退する力の方が強くなってしまい、ブレーキをかけていないとバックしてしまいます。

 グーグルでオートマ車で坂道発進をするときの方法について記事を検索してみると、「ヒルスタートアシスト機能」というものが一部のクルマには搭載されているようです。日産車ではどのクルマに搭載されているのか確認してみると、GT-Rの全車種とエクストレールの一部車種に搭載されているのみだそうです。あまり一般的ではありません。

 そして、後ろのクルマが急坂できちんと車間距離を保って停車してくれていたら、多少バックすることは覚悟の上で、オートマ車では右足踏み替え方式(右足をブレーキからアクセルにうつす)で坂道発進すれば良いのではないかという意見が多いように見えます。そして、もしも後ろのクルマがピタッと停車してしまっていて、バックするのが危険なときは、

 ・右足でブレーキを踏み込み停車
 ・左足もブレーキペダルの上にのせ踏み込む
 ・発進時に右足はアクセルで少し踏み込む
 ・エンジンの回転数が上がったら左足はブレーキから徐々に離す

 という両足を使う方法が紹介されていました。左足でブレーキを操作する方法はあくまでも急坂での発進に限った話しで普段は使わないようにすることと書かれているサイトがたくさんあります。一方で左足ブレーキを推奨しているサイトもあり、見解が異なっている部分のようです。Wikipediaを見てみると否定的見解と肯定的見解が両方紹介されていて参考になりました。(左足ブレーキ – Wikipedia

コメント

  1. HOME より:

    エンジンブレーキとサイドブレーキの違いを勉強やり直しましょう。

  2. webmaster より:

    ご指摘の通りです。エンジンブレーキと書かれている部分の表記を見直しました。