伊豆長岡の宿で朝のテレビを見ていると、高速1000円の影響もあってか、伊豆半島のあちこちで渋滞が始まっていることを報じていました。そこで、伊豆スカイラインを通って十国峠経由で箱根へと抜け、ここから箱根湯本などを通って東京へ帰るルートを選択することにしました。箱根湯本駅近辺は渋滞することで有名な場所ですが、夕方までにはならない、少し早めの時間に小田原に向かって通過すればそんなに混まないであろうという判断です。
伊豆長岡から宇佐見大仁道路を通って伊豆スカイラインの亀石峠インターチェンジに出ます。ここには有人の料金所があります。ETC装置を使うことは出来ません。最初は通行券を貰うだけかな?と思ったところ、料金は先払い方式になっていました。「どこまでですか?」と聞かれて、インターチェンジの名前を覚えていなかったので、「箱根の方へ抜けたいのですが?」と答えてみたところ、「じゃぁ、終点の熱海峠まで行ってください」ということで料金を請求されて手続き完了です。
天候が悪かったことと平日だったこともあってか、クルマはほとんど走っていません。対向車も5分間に1台見るか否かという感じです。後ろから来るクルマもいませんでした。
そこから先、しばらく走っていると、物凄い霧の中になってしまいました。何だか、山の下の方から物凄い勢いで霧が流れ込んできていることが判ります。これ、霧と言うよりは雲の中と言っても過言ではないかもしれません。フォグランプと車幅灯をつけて走ることにします。対向車を見ていると、ライトをつけずに霧の中から突然現れるクルマもいました。前を照らすというよりも周りのクルマに自分の存在を知らせるためにライトを点灯した方が良いのではないかと思います。
注意深く、40Km/h以下の速度でゆっくり走っていると少し霧がはれて多賀という駐車場に着きました。ここで休憩をすることにします。
ここは非常に眺めの良い場所にあるのですが、この日は霧が酷くてあまり展望がききません。初島までは見ることが出来たのですが、大島や房総半島までは見ることが出来ませんでした。
多賀駐車場を出てまたしばらく走っていると霧が酷くなってきました。下の写真のような感じです。
亀石峠から熱海峠までは17Km程度の距離しかありませんので、時速40Kmで走っていてもそんなに時間はかかりません。無事に熱海峠の料金所まで出ることが出来て、そこから箱根を目指しました。この熱海峠から箱根峠に至る道もとても綺麗に整備された道で、霧の中とは言っても、とても走りやすかったです。
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