サンヨーのポータブルカーナビは愛称にゴリラという名前がついています。このゴリラの中でNV-SB540DTを購入しセッティングをしました。MP3で圧縮した音楽データがたくさん入ったSDメモリカードを差し込んで、カーナビのFMトランスミッター機能を使用してラフェスタに搭載されているFMラジオめがけて電波を飛ばしてみました。
FMトランスミッターを使わないとゴリラに付属している小さなスピーカーから案内放送や音楽、ワンセグテレビの音声などが聞こえてくるのですが、モノラルですし、音量を大きくすると、音が割れることもありますので今ひとつです。しかし、FMトランスミッターを使えば、音声をクルマのカーオーディオで聞くことが出来るようになります。
しかし、噂には聞いていたのですが、このカーナビに搭載されているFMトランスミッターはかなりFM電波の出力が小さくて、クルマのスピーカーで聞くと、ノイズがかなり入ってしまいます。これは何らかの対策をしないと使い物になりません。
インターネットで検索をしてみると、本体の裏面にアルミテープを貼り付ける技が紹介されていました。このアルミテープは流し台などで使うためにダイソーなどの100円ショップで扱われているアルミ製の粘着テープです。NV-SB540DTの裏側に「Gorilla」と刻印されている部分があるのですが、ここの裏側にFMトランスミッターの電波を送信する部分があるようです。ここにアルミテープを貼り付けます。
私は台座にもアルミテープを貼り付けて、本体のアルミテープと台座のアルミテープが接触する部分を作って、そして台座のアルミテープにはイヤホンの両端を取ったコードの被覆を少しむいて貼り付けました。
この状態でゴリラの本体を台座に取り付けて、もう一回、FMトランスミッターで音楽を飛ばしてみました。周波数は都内のFM放送局と絡み合わないように、89MHzと、かなり大きめの周波数を選びました。
今度は何事も問題なく、ラフェスタのFMラジオで音楽をキャッチすることが出来ました。かなり安定して受信が出来ているようです。
製品的にはこのFMトランスミッター機能に関してだけ言えば何らかの対処をサンヨーにはしてほしいところですが、まずは使うことが出来る状態になりましたので、これからはこのFMトランスミッター機能を使っていきたいと思います。
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